何でも期待を前へ前へ織り込んでしまうマーケット。
懲りずに今日も「日銀の臨時金融政策決定会合が行われるのでは」との憶測で
円高圧力にも抵抗を見せたドル円相場ですが、
ユーロドルやポンドドルといったストレート通貨でドカンとドル買いが来て、
しぶしぶドル円でもドル買いが来ている模様。
この「しぶしぶ」って表現はTwitterの
キャプテン大倉とゆかいな仲間たちの弟子3号さんの
表現をお借りしました(笑)
→http://twitter.com/t_okura
ユーロドルが崩れましたね。
宇田川さんのフラクタルではユーロドルもポンドドルも
売りサインのまま、という先週のセミナーを見ていれば
やっぱり。というか、やっと来たかという感じですが、
お陰様で小売売上高の結果を受けた暴騰の憂き目にあった
私のポンドドルショートも見事救出され、今は大きく利が乗っています。
まだまだ下を狙うわよー!
ユーロドルが崩れた要因として挙げられているのは
独連銀のウェーバー総裁が「ECBによる無制限の資金供給は
年末以降も継続する事が妥当」と発言したことや
独国債10年物利回りが過去最低水準を記録したことなどですが、
結果ドル高となるなら日本当局としてはありがたいことかも。
今は、市場の関心がアメリカの景気、金融政策に移っていますが、
いつまた欧州に矛先が帰るか分かりません。いや、すでにそういう兆候が
出てきたのかな、それは今日の動きに象徴されているのかもしれません。
それよりも何よりも、今、私が一番びっくりしているのは
菅・白川会談の日程について仙石官房長官が『具体的なことは知らない』と発言したり、
野田財務大臣が『来週あるのかどうか知らない』と発言したりしたってこと。
知らないの?!知らなくても知らないなんて言わない方がいいんじゃないの?
さ・ら・に!!
時事通信のこのニュース。
「菅首相と白川総裁、会談先送りの方向」
えっ?!やらないの?
(このニュースも弟子3号さんのつぶやきで知りました)
政府・日銀は20日、菅直人首相と白川方明総裁の定期的な意見交換の一環として検討していた週明けの会談を、先送りする方向で調整に入った。代わりに電話協議を行う案が浮上している。両者は23日にも会談する方向だったが、金融市場ではこれに合わせて政府が日銀に円高に対応する追加的金融緩和を迫るとの見方が広がった。会談先送りの検討は、独立性を持つ日銀の金融政策に政府が介入するような印象を避けるためとみられる。(2010/08/20-23:00)
いやー来週は大荒れの予感。
今日から水星も逆行を始めましたし。手始めにユーロの下落・・・?
一層の円高を覚悟したほうが良さそうです。
でもナゼかドル円が今円安方向に向かっています。
しぶしぶ買われているのだとすれば、この高値は絶好の売り場。
来週の波乱に向けて86円台まで接近することがあれば全力で売りたい。
と見ているところですが、さて、NYクローズはどの水準まであるでしょうか。
ポンドドルSキープで、ドル円は気が向いたら参戦ということで
おやすみなさい。
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