介入を期待したポジショニングをすることは危険だということが
身に染みて解ったここ2週間のドル円相場ですが、
先週までは「G7前で介入しにくい」という言い訳が
それなりの説得力を以て語られていました。
でも・・・・G7通過してドル円相場81円台、
財務省日銀に動きは見られません。
表向き各国の要人の口を封じることに成功したように見えますが、
裏では「もうできない」事情があったりするのかもしれない・・・
なんて勘ぐりたくなりますね。
先週末のブログ「もう介入は出来ない?!まさかのシナリオのワケ」
ドル円はやはり95年の79.75銭を試すまでは円高が止まらないと
見ておいたほうがいいような形成となっています。
日銀砲、追加量的緩和でも止まらないのは、もはや円の問題ではなくて
ドルの問題であり、次回11月のFOMCで更なる量的緩和に踏み切ると
予測されている以上、ここを経過するまでの円高ドル安は不可抗力なのかもしれません。
しかし…・。流石に70円台へ突入しても尚円高が止まらないということになれば
その後、日銀はさらなる緩和をせざるを得ないところに追い込まれるでしょうし、
となれば、11月に向けてとことん円高が進んでしまったクライマックスの後、
大転換を迎える時がようやく訪れることになるでしょう。つまり、大転換は今じゃない。
ドル円をロングするなら超短気で。今はデイトレでのロング以外は危険よね。
おまけに今日は中国当局が大手行に対して預金準備率の引き上げたを発表し、
一時リスク回避的動きが強まりました。これによる円高の圧力も合ったように思います。
でも、このニュース、イマイチ大きく取り上げられていないのには
この措置が対象行を絞った2カ月間の時限措置であるためとの報も。
これで影響が限定的とされ、大きなインパクトとはならなかった模様です。
今日はちょっとだけポンド円を売って、すぐに利食うという腰の引けたトレードを
1回だけやって見ましたが、(41pipsget)どうも目を離すには介入警戒があって
腰を据えてSポジを温めることが出来ませんねぇ。
今、更に下がっているので、なんだ、持ってればよかった。なんて思ったり
しているのですが、追いかけて売ってみたところでホントの介入に巻き込まれたり
するんだわ!!と戒めてグジグジ言わないことにします。。。
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