2010年10月22日金曜日

■ユーロドルの日足って完全にダイバージェンス(逆行)だよね。
オシレーターでは買われ過ぎからの下落を示しているのに上昇してる。
こういう場合、オシレーター指標の方が再度上向いて上に張り付いちゃったまま
上昇を続けるか、値段のほうが素直に下げるかのどちらかですが
(当たり前か)

■メドレーあたりを使って金融緩和の規模に迫るレポートで
ドル安を誘導してみたり、なんだか、ドル安誘導も
あの手この手になって来た印象。
ドル安誘導って・・・いや、これ、完全に私の個人的妄想ですけど。
メドレーって政府に近しい存在ですしね・・・・。

■その2枚舌ぶりには驚かされるのですが、今日のガイトナー発言。
「ドルが対ユーロ、円でこれ以上下落する必要はない」

これを受けてドル円相場は一時介入か?!と思うような急騰。
すぐに剥げ落ちましたが、なんでしょうね、円とユーロに絞っての
ドル高を志向の発言をするなんて。

■今日のFOREXRADIOで大塚さんはG20を前に・・・・と分析していましたが、
昨日のメドレーリポート、今週の中国のサプライズ利上げ、先週の為替報告書の
発表延期と全部繋がっているように思えてなりません・・・・。

■というわけで、なんとなくドル安もかなりマーケットに織り込まれてしまって、
これ以上のドル安には「予想を超える規模の緩和」が必要なんじゃないか?
って気がしています。緩和は織込み、テーマはその規模に移ってきています。
なんだか策が尽きてきた感もあって、これ以上ドンドコドル安には
なりにくいんじゃないか?というような気がしてきています。
目先のトレンドという意味でですが。
大局でのドル安は変わらないと思うのですが、市場は飽きっぽい。
ちょっとFRBの追加緩和ってテーマには飽きてきませんか・・・?

■今日のガイトナー氏の発言の意図がよくわからないのですが、
これが、意外とジワジワ来ちゃうんじゃないか?って気がしてます。
つまり、ユーロと円でのドル安が一旦終息して短期的にドル高にシフト
するんじゃないかって。。。。

■ですから、今週の下落を見事ショートして利益になったものの
その利益を全部吹き飛ばしてしまう巻き返しの上昇となっているユーロドルを
再度売ってみたいと考えているところ。
テクニカルでも売りでいい局面だと思うのですけれど。。。
というわけで、ユーロドル、も一度売るかもしれません。

■今日のFOREXRADIOでは立正大学教授の林康史さんと
東京穀物商品取引所の伊藤國光さんにゲスト出演いただき、
コモディティ、穀物、ソフト銘柄のトレードの魅力についてもお話いただいています。
来年1月4日から、トウモロコシや大豆などの穀物商品が
現在のTOCOM東京工業品取引所のシステムで取引出来るようになります。
つまりザラ場での取引が可能になるんですね。
今年は干ばつで小麦相場が暴騰したことが一般ニュースでも取り上げられましたが、
これが波及してトウモロコシなども大きく値を飛ばしました。
なぜ小麦上昇がトウモロコシ上昇に繋がるの?なんて素朴なギモンにも
伊藤さんに解説いただいています。トウモロコシの現在の高騰はもう小麦のせいだけでなく
そもそもの需給にサプライズ材料があったからなんですけどね。
穀物銘柄ってシーズナル要因でトレンドを形成しやすく、
意外に解りやすかったりします。詳しくはオンデマンド放送を聞いてみてくださいね。
勿論、為替のお話もしています。林先生に為替、中国問題など解説いただいてますので、
オンデマンド、ポッドキャストで是非!!

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