2010年10月23日土曜日

■昨日の「ドルが対ユーロ、円でこれ以上下落する必要はない」という
ガイトナー発言にも驚きましたが、
今日のマーケットの話題もガイトナーさんです。
今日はG20財務相に書簡を送付したとのことで、
この内容が問題です。

■経常収支の不均衡是正に対して今後数年で、(2015年まで)
経常収支の対GDP比で4%以下への抑制することを提案しています。

■これに対して、 野田財務相は
「米国が提案する経常収支の数値目標は現実的ではない」と抵抗を
見せていますが、韓国・カナダ・フランスなどはこの提案に賛同しているようです。
またドイツとインドが否定的見方を示したとか。

■これ、人民元の切上げ要求は直球では難しいからなんでしょうか。
中国の貿易黒字額を抑える☞人民元の引き上げ圧力となるってこと?!

■他にも、
・黒字が続いているG20諸国は内需を押し上げる財政・為替政策を取れとか
・競争力を優位にするための為替政策を控えるべきだとか、
・過小評価された通貨を下落させたり上昇を妨げたりすべきでなく、
・多額の準備を保有する新興国は為替をファンダメンタルズに合わせて調整すべきとか、
・過度のボラティリティと無秩序な為替の動きを減らすため協力するべき

などの内容となており、これ、中国に向けて
人民元の切上げを求めるような内容にも見えますし、
日本に向けて介入の牽制をしているようにも見えますね。

昨日、「ドルが対ユーロ、円でこれ以上下落する必要はない」なんて
発言していましたが、この書簡の内容を見ると、
アメリカは決してこれには該当しないと言いたいわけですね?!

白々しいなぁ・・・・。
変なこと言うなぁとは思っていましたが、こういうことですか。

■これを受けて、ドルが下落しました。
特にアジア通貨に対しての下落が大きかったようですね。

この週末のG20ではその不均衡是正に関して各国の合意が得られるのか?
に注目が集まるかと思われますが、

当のアメリカがアレほどジャブジャブにドルを刷り散らかしているくせに
競争力を優位にするための為替政策を控えろなんてよく言えたものだ、
って皆思ってるでしょ。

これ、アメリカは赤字国だから通貨安誘導したって構わないって
言ってるように聞こえますね。

特に、そのアメリカに人民元の切り上げを強く求められている
中国の反発は強いのでは?
話がまとまるんでしょうかねぇ・・・・。

■これが導入されることになれば、
円もこの水準にとどまることは出来ませんよね?!
というか、これだけ円高にあえいでいるのに
更に鞭打つような話じゃないですか?

■と何だか無性に腹が立ってきたところで今週が終わります。
今週はユーロドルのSを利食えなかったなー・・・
来週はG20受けて動きがあるのかな?!
それでは良い週末を!!

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