2010年11月17日水曜日

ポンドが崩れてきました。
ポンド円なんかはここから130円割れを目指して
ショートするのが面白い局面かと思うのですが?!

ポンドも崩れていますが、ユーロが崩れていますね。
ユーロポンドで言えばユーロ安でユーロのほうが弱かったのですが、
今夜はポンドのほうが弱いみたい。

今日は英国の消費者物価指数が発表されました。
予想が+3.1%のところ、実際の数字が+3.2%となり、
9ヶ月連続でBOEのターゲット+2%の±1%を上振れる展開となる強い数字。
勿論一時的にはこの数字に反応してポンド買いが入りましたが長続きしませんね。
今現在(16日1:00)はポンドが売られる展開となっています。

キングBOE総裁は先ほど、CPIがBOEの容認レンジ1~3%を上回ったことにたいして
財務省に説明する書簡を提出しました。(三回連続で上回ってます)
これはノルマ作業。容認レンジを上回ると説明しなきゃなんないの。

キング総裁は「CPI見通しは、どちらへの方向にもかなりの不確実性がある」とし、
「CPIは来年もターゲットを上回ることが予想される」との見解を示しました。
これ自体はポンド買い要因のはずですが、その後
「必要があれば、BOEは更なる追加緩和実施する事可能だ」なんて発言もしており
これが材料視されてポンド売り優勢、、、、って流れになっている模様。
しかし、ドイツ・ユーロ圏のZEW景況感調査が発表され、
ともに予想を大幅に上回るサプライズの結果となったのに、ユーロ買いとならず。
ユーロに関してはもはや数字で買われる通貨ではなく、現在のトレンドとして
弱材料に敏感に反応して売られる通貨となってしまっています。
このところアイルランドを巡るネタが市場を賑わせていますが、
これがリーマンショック時の時程深刻な状況でないにしろ、
今の市場のトレンドとしてユーロの売り材料とされてしまっているようですね。

気がつけばドル円は現在83.38円まで上昇してきています。
こうなってくると完全にドルの買い戻し相場に入っていることが
確認できるかと思いますが、ユーロドルのショートポジションを
保有しているので、あちこち手を出さないことにしております。
ホントはドル円も押し目買いでロングしてみたいところなんだけど。

FXを始めた当初は、資金も豊富で度胸もあったので、
今のような局面ではドル円の押し目買いと、ポンドドルの戻り売りなんかを
同時に仕掛けたりしていたかと思うんですけれど(笑)
あまりいろんな通貨に手を出していい思いをしたことがないので
今はあまり余裕がないため、ユーロドルのショート1本で攻めたいと思います。
まだまだユーロは下落、ドルは買い戻しのトレンドの中じゃないのかな、と。
オヤスミ~

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