2010年11月26日金曜日

今日のFOREXRADIOでは
ほとんどユーロの今後について話していたように思いますが、
そろそろ・・・(下げ止まるんじゃないか)とか、
一旦利食ったほうがいいんじゃないか、
なんてアドバイスも皆様から頂戴しております。

なぜこのレベルが「そろそろ」なのかは
オンデマンド放送を聴いていただくとして、
今回のトレンドで「1000Pips」抜きに挑戦するつもりでおりますので
1.35~1.36くらいまでの戻りの覚悟は出来てます。
一目の雲を下に突き抜けましたし、ユーロの大底から天井までの
0.382レベルも下抜けてきましたし・・・・。

なーんて余裕を見せているつもりでも、
実際戻り始めると気が気じゃないものね。
382レベルは支えられて反騰?!
深夜のユーロ買い、サンクスギビングなのに
一体何が起きたのでしょう。

どうやらドイツの連銀総裁、ウェーバー氏の発言が材料視されている模様。

ユーロに替わるものなどない
ユーロは世界でも安定した通貨の一つだ
ドイツマルクがそうであったように、ユーロも安定した通貨だ
欧州、特にユーロ圏が一致団結している限り、欧州は世界で重要な役割担う
問題の存在は否定出来ないが、ユーロにとって替わるものはない
ユーロは危険にさらされていない

などなど、、、、
何でしょう?こんなにユーロを肯定する発言を繰り返すなんて。
どうも不自然な発言のように思えてなりませんが、
素直に市場はユーロ買いで反応。
しかし、米国休場につきパワー不足は否めない。
1.3375レベルでストップ?!

何ゆえドイツ連銀総裁がユーロ支援発言をしているのかわかりませんが、
これが昨今の欧州不安を覆すようなものではないですね。
ひねくれ者の私としては、この発言はむしろユーロの惨状を
表しているものと受け止めてしまうのですが。裏読みしすぎでしょうか。


今日はどこかの格付け機関が今度はイタリアを格下げするなどという
噂が出ていたようです。根も葉もない噂のようですが、市場は
次のターゲットを探し始めているようですね。
昨日の独11月IFO景況指数が、109.3と過去最高の結果と
なっているにもかかわらずユーロが反騰できなかったことが
「ユーロを売る材料を探している」というのが
現在のマーケットだということを
改めて確認することとなりました。

モルガン・スタンレーがユーロは年末までにおそらく
1.40ドルまで反発する可能性がある、
等と言っているようですが、気にしない気にしない・・・・
え?!1.40ですか?
それはこのトレンドが終了したことを指摘しているようなものですね。
大きなレンジを形成するということなのでしょうか。

信念を曲げずにユーロドルSで粘る!!などと宣言しているのですが、
あらゆる可能性を排除せずに相場を眺めることも大事なんですよね。
かといってちょっとした動きにアタフタしてポジションをバタバタいじると
往復ビンタを喰らうことになります。
今は大きなトレンドが発生しているのだという
当初のシナリオを貫き通すつもりですが、、、、。

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