2011年1月3日月曜日

新年あけましておめでとうございます。
正月にいきなり風邪をひくという波乱の年明けとなりましたが
皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか?
もう為替市場は動き出していますね。

今日はロイターが為替市場関係者を対象に実施した調査の記事から
2011年を占ってみることに。詳しくはロイター記事を参照。

■2011年のドル円

年末にかけてドルは90─95円程度まで上昇するとみる声が多数。 

下値は過去最安値79.75円を割り込むことはないとの見方が多い。
(一部には高値更新もあるとの声も~この場合はQE3が話題となっている可能性)
 

えー、円安になってもせいぜい90円台前半ですか?!と

なんだかがっかりしてしまいますが、
それでも現在の80円台前半の水準からは10~15円も高いレベル。
ドル円のレンジって年間でせいぜい10~20円前後ですものね。
これだけの円高水準ですから比率で考えても大きな値幅は期待できないわね。
100円の20%変動は20円ですが、80円の20%変動では16円ですもの。

■ユーロドル

当面はソブリンリスクをにらんでユーロ下落を見込む声が多数。
1.44を目指すという指摘がある一方1.19-1.28との指摘もある。

欧州に対しての見方は米経済を見るより難しいのでしょうか。
見方がくっきり分かれているみたい。

比較的楽観な見方は
「スペインへのソブリン危機波及はEUが政治的に阻止するとみられ、
ユーロ圏周縁国の危機は収束する」とか、
「ソブリンリスクは基本的に欧州周辺国の問題でありユーロ圏全体ではユーロ安や
世界景気回復の効果により景気は回復している。小国のソブリンリスクの影響によるユーロ安は
ドイツなど大国の輸出と景気にプラスに働いている」というもので、
コチラのほうが若干多いみたいな論調。

ネガティブ継続派の意見としては
ユーロ圏の成長率は米国に比べて回復が鈍く、独自の財政運営を許容したままの
通貨統合という試みの歪み解消に時間がかかり、米国景気回復との対比でユーロが売られる。

個人的にはユーロが1.30(1.20?!)をしっかり割り込んで
「パリティ到達だー」なんて騒ぎが起こるまでは下げ続けると思っているのですが、、、。
パリティって言葉が囁かれ始まった頃が底入れです(笑)だから決してこのレベルが
底ではない。まあ、楽観論者も今が底だとは言ってはいないのですけれど。
もう1000pips位は下げてからの上昇じゃないかなぁ。。
その後だったら1.44レベルだったあるかもしれませんよ、確かに。

■テーマは米金融政策

2010年11月に踏み切ったQE2は、2011年6月まで続く予定。
緩和スタンス後退や非伝統的な金融政策の出口を意識し始めるのか、
あるいはQE2の拡大、ないしQE3に向かって
緩和スタンス再拡大を意識するかがポイント。

大方の予想では
米景気の緩やかな回復を背景に、FRBは
「QE2を予定通り6月までで終了し、QE3は実施されない」

しかし米経済にぜ過度な回復は期待していないため出口戦略にいかなくても、
追加緩和がないとなるだけでも雰囲気が変わる」との見方も。

よって☞ 実体経済の拡大に沿った金利上昇が起こり、ドル円が上昇する。

とのことですが、すでに
現在の金利上昇も「このところの米経済指標の改善に加え、
大規模な米緩和政策によるインフレ期待」
と見る向きもある。
(年末要因だったのではないのかしら・・・?!)

中には
「2011年末の時点の米10年債利回りは4%まで上昇する可能性があり
92─93円に達してもおかしくない」
とする声も。
(それだけ金利差が拡大しても90円台前半までか・・・確かに)

しかし、利上げに踏み切るような転換は難しいだろうというのが大勢。

やはり今年もアメリカの金融政策がテーマとなり為替市場を振り回すようです。
2010年もそうでしたね。出口戦略を予想する声が大勢だったのに、
出口どころか金融緩和に踏み切ったという大誤算がありましたけれど、
今年もそんな話になるんじゃないのかなぁ。
結構米経済に楽観的見方が出てきてますけど私は、、、懐疑的です。
どうぞ、2011年もよろしくお願い致します。

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