2011年2月16日水曜日

ポンド急騰!

昨日ブログ書いてた時点で切っておけばよかったなぁ。
なんだかちょっと嫌な予感がしていたんですけど
1.62台でのショートというこれ以上ない天井売りに成功していたので
何だかもう少し様子を見たくなって、、、、。

でも、1.6055ドルで逆指値注文を置いておいたんです。
今日(15日)午前にはポジション消えてました。。。。
だったら昨晩の1.600ドル割れのところで逃げておけば良かったなー
なんて思ったりもしていますが、その後ポンドは乱高下。
あれ?切らずにS保有していたほうが良かったのかな?なんて下落が
あった後のV字急騰で今では1.6160台までの上昇です。

欲をかかずに注文を動かさず対処するのは大事ですね。
目先の動きに翻弄されて注文を置いたり外したりしていると
取り返しの付かないレベルまで動いちゃってるってこと、ありますものね。

で、なんで今日ポンドが爆騰しているのかといいますと。

英1月分インフレ率が4.0%に上昇!!って発表がありました・・・。
(12月の3.7%から加速し、2年超ぶりの高水準)

原油価格の上昇と付加価値税率の引き上げが主因とされています。
キング総裁は付加価値税引き上げと商品相場上昇、ポンド安という
一時要因によるものだと説明し、中期的には物価上昇が鈍化する
との見通しを示したのですが。

↑これはキング総裁がオズボーン財務相にあてた書簡で示されたもの。
インフレ率が中銀目標の2倍の上昇率だったので政府への書簡で
インフレ抑制策を説明する義務が生じたということですね。

キング総裁はこの書簡の中で
「インフレ率を急激に目標水準に押し下げることを図れば、
生産に望ましくない変動をもたらすリスクがあり、
中期的にインフレが目標を下回る可能性を高めると判断している」
「中期的なインフレ見通しには極めて高い不透明感がある」
などと報告したようですが、
これに対してオズボーン財務相がこう回答しています。

「中期的にインフレ率を目標水準に確実に戻すため
必要な時期にリスクバランスを均衡状態に戻すMPCの決意を歓迎する」

↑これですかねー今日のポンド急伸の最大の原因は?!
どうぞ、利上げしてくださいな。って言ってるようにも受け止められます。

英国のインフレ率は、1年以上に渡ってBOEの目標である2%を
1%ポイント以上上回っている状態が続いています。
先週の影のMPCが利上げを決定!ってニュースはどうも気に入らなくて
今回のMPCでの利上げはないわ!とポンド売りに確信を持てたのですが、
政府に利上げの可能性が示唆されるとちょっと話が変わってくるかな。
マイナス成長なのに利上げなんか出来るのかいな。って疑問もあるけど、
やっぱりBOEの最大の使命は物価の安定。
2%というインフレ・ターゲットを採用し物価安定の維持を図るのが
BOEの仕事なんですよね。現状を考えれば利上げしてもおかしくない。
ただ、財政問題というのが気がかりだったのですが、
利上げを財務省が歓迎するっていうんだから(そう言ってるよね?!)
次回の利上げはあるかもしれないわ。

と掌を翻し、ドテンロング!!

・・・・したいところですが、どうも乗り遅れたなぁ。
まだ買ってません。ショートを切っただけ。

明日はインフレリポートが発表されるし、
まあ、あまり急いでポジションとらなくてもいいかな。
四半期インフレリポートに関してはノーアイデアですし。
まだドテンロングが正しいのか否か確信はありませんし。

しかし、ポンド円が過去半年間のレンジを上方ブレイクしたわねー、
強い、チャートは強すぎる!
逆張り派が踏まされた日となりましたが、
果たしてここからトレンドフォローでポンド円を押し目買いしていいものか、、、
ポンドドルはひょっとしたら強気に転換したかも、と思っていますが、
クロス円はどうも自信がありません。ドル円の動向が難しいんだもの。

現在はそのドル円も強いので
84円台をこなして85円台乗せ達成できるかって
ところも合わせてみないといけないですよね。 
日足ではMT4の思いこみ200SMA(ほんとは167SMA)にも
ちょうどタッチしたとこなんです。
つまり、一旦は売り場。ドル円は一度売っても面白いところにまで
到達しているようにみえるのです・・・。
となるとポンド円も強気継続していいものか疑問なのですが、
ま、今日はもう考えるのをやめて寝ましょ。

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