2011年3月28日月曜日

今日はあまり動意のない1日でした。
思いの外ドル円が強ばっていますが、やはり82円どころは重いですね。
82円にはいろいろ潜んでいるというツイートが散見されますが、
今週は雇用統計というビッグイベントを控えておりますので、
そろそろドルをテーマに動き出すのではないかという気もしますよね。
今週のドル円、そしてユーロドル相場は雇用統計、ECB利上げ、債務問題などの
綱引きとなり、ボラタイルな割にはトレンドレスな動きとなりそうな予感。

先週1.4230ドルという素晴らしいコストでショートすることに成功した
ユーロドルポジションは、木曜夜の意味不明なユーロの巻き返し上昇に
びっくりして1.41台で仕切ってしまいました。。。利益がかなり削られたのは
言うまでもありませんが、その直前に自身のブログで
「ほぼすっ高値で売りましたので、余裕です。多少の戻りに怖気つくことはないわ!!」
と強気のコメントをしていたのに、どうしたことでしょう・・・・ (´・c_・`)
FOREXRADIO収録の後の打ち上げでお酒を飲んだせいかしら。
帰宅してレートチェックした時のユーロの勢いにビビっちゃった。
「ユーロを下げさせたくない向きがいる」byキャプテン
この言葉が脳裏をよぎったりして。あ、キャプテンのせいじゃないです。
信念を貫き通せない自分が悪いのです。
冷静になってマーケットを見てみると、またしてもユーロは下げてきているじゃない。
じっと我慢していれば・・・・酔わずに帰宅していれば・・・タラレバタラレバ。
今日、ユーロがもっと戻る局面があったら戻りを売ろうと思ってみていましたが、
何だか今日は動かないですね。ほぼレンジ内での小動き。
まだ売れずにいます。。。

さて。
日銀による大量資金供給は東日本大震災後の14日から8営業日連続で
資金供給の総額は102兆6千億円に上っていますが、金曜の震災明けの翌週月曜から
大量の資金供給を始めましたので、当初はそれほど円高になっていませんでした。
ジリジリと円高とはなっていましたが、80円台を保っていましたし、
日銀の素早い対応に対して市場が一定の評価をしたもの・・・評価って言葉はおかしいわね、
一定の抑止力となっていたものと解釈しておりました。

ところが、木曜早朝、東京勢が動けない時間帯を狙っての突然の崩落。
この一瞬の出来事は投機以外の何物でもないと思いますけれど、
こうした動きの背景に、この日銀が大量に資金供給した資金が使われたという指摘を
Twitter上で発見しました。

抜粋し、簡単にまとめて紹介します。

■最大の問題は日銀が資金供給した金融機関は3大メガバンク
(三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、
三井住友フィナンシャルグループ) と2大証券会社(野村証券、大和証券)であることです。

彼らは融資の回収リスクがあったり融資リターンが低い案件には決して融資も投資もしない。
資金の大部 分は「円のキャリートレード」として投資銀行やヘッジファンドに
低金利で貸し出されていると思われます。

つまり投機筋がこの資金を使って短時間に大量の「円」を買って超円高を誘導し、
巨額の利鞘を稼いだということ。
そもそも、今回の震災の被害額が最大で25兆円と見積もられているのに、
その4倍にも当たる巨額の金を一挙に市場に流す必要があったのかが疑問。

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/546f321947265879a20fa4684ddf138d
リンク
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/2a525426239adcab63bccd9981ed35e0

流動性の確保も目的でもあるので、そのボリュームに関してはどのくらいが適当なのかは
私には分かりかねますが、しかしながらそれが投機筋にそのまま渡っていて
今回のような瞬間的超円高を招いたとするならばこれは考えもの・・・・。
この問題については今週のYMTVでデスマッチで
大倉さんやだいまんさんに聞いてみようと思います。
これって陰謀論に近いのかな・・・?

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