2011年5月25日水曜日

先週金曜から売り込まれていたユーロ、今日は下げ止まってジリジリ買われています。
ショートカバーに過ぎないのか、本格的に底入れしたか・・・
底入れなわけがないですね、こんな半端なレベルでは。

今日夕刻に発表になった独5月IFO景況指数が
市場予想を上回る結果になったこともユーロの買い戻しに寄与したのでしょう。
その後のアッベルガーIFO所長のコメントがユーロをした支えしました。

「ECBは更なる利上げをするだろうが、ドイツにとって問題ではない
しかしユーロのボラティリィティが高いのはドイツ企業にとって問題
ドイツ企業の輸出予想は引き続き楽観的でありドイツ経済は好調である」

といった内容。EUに問題が山積していてもどこ吹く風、
ドイツはへっちゃらだって発言のようです。ECBが利上げしても構わないと。

だからといってドンドコユーロが買われる相場にはなってません。
つつましく戻りを入れております。。
下げ過ぎたので戻りが入っているというだけでしょうから
どこかで戻りを叩かれて売られるのでしょう・・・・って感じに見えるんだけど、
ま、待てよ。
ユーロドルの日足チャートではオシレーター系の指標が軒並み
売られすぎじゃないですか。これ、結構大きな戻りになる可能性があるんじゃないかなぁ。
大局では戻り売りでOKでも、ちょっと戻ったとこで売り仕掛けたら踏まれそうな予感。
なんなら短期ではユーロドルロングでも取れるんじゃないか・・・・なんて気がしてきました。
ああ、昨日大局に逆らわずにポジション取ろうと反省したばかりなのに。
1.4107ドルでユーロドルロングしちゃいました・・・。
こんな上がりきった高値で。
あんまり自信ないです。50pips逆行ったら切ります。

さて、米国指標。

今夜は新築住宅販売件数が発表されました。
予想は30万件と前月比横ばい。

結果は32.3万件!!ちょっぴりポジティブ・サプライズ。
差し押さえ物件が増加しているとも言われ、
不動産価格の下落が続く中で住宅の買い手は
新築より比較的安価な中古物件を選ぶ傾向が続くだろうというのが
このところのコンセンサスでしたので、予想よりいいなんてことがあるとは。
2010年12月の33.4万件以来の高水準だとか。
北東部、中西部、南部、西部の全ての地区で件数は増加していました。

この結果を素直に受ければリスクオン!!相場になると思われますが、
マーケットが悩んだのが同時刻に発表された5月リッチモンド連銀製造業指数。
あんまり重要視されている指標ではないけれど
リッチモンド連銀の管轄地域は米国内総生産の約9.1%を占めるんですって。
予想が9のところなんと▲6。マイナスとなったのは2010年9月の▲-2以来で、
マイナス幅は2009年4月の▲9以来最大。

これを受けたか、ダウが売られている模様。
米株軟調ですね。それからドル円がジリジリ買われだしてきた。
リスクオフのドル買い戻しかしら?
となると、ユーロドルロングはマズイわねぇ・・・。

まだ、NY時間始まったばかり。
私が寝た後にどう動くでしょうか・・・?
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