2011年5月6日金曜日

やはりGWのマーケットは油断禁物。
特に近年そういう傾向が強いように思います。
ただただ閑散でなにもないということも多かった昔にくらべて
これほど動くのは「日本が休みだから」って、
ちょっとくらい関係あるのかもしれないよなぁって思ってみています。
昨日ダレかそんな発言してましたよね。野田さんだっけ?

モチロン、今回の動きは3/17にドル円76.25を付けた急激な円高と背景が全く異なります。
日本の休場?そんなの関係ねぇ、というのが正解ですけれど、
「くりっく365」のポジションにおけるドル円ロングの積み上がりを見ると
やはりあまりにも無防備にこうした情報を晒していることへの仕掛けが
なかったとも言い切れない気持ちになってくるということです・・・。

ダウ平均
5/2には13000ドル近くの水準にあったのが5日には12500ドル近辺まで500ドルの調整
原油
5/2には114ドル前後だったが5日には98ドルまで下落

5/2 1577ドルまで高値 5日 1462ドルまで100ドルもの下落

4月下旬に50ドル手前まで上昇も 5日 34ドル大まで暴落
ドル円 
79.50円台まで下落 再び80円割れ
ユーロドル
5/4 1.4935ドル台まで高値(1.5ドル台目前)だったが 5/5 1.4550アラウンド

さて、今回の波乱、何がキッカケでしょう。

1・商品市場キッカケ説

商品市場の急落は5月2日の東京市場のオープニング前から。
CMEのシルバー証拠金のその週の三回目の上げが直接的な引き金に。
COMEXの親会社であるCMEグループは2週間弱で
銀の証拠金を84%引き上げた。 投機筋によるミニバブル状態が解消。
銀の急落をキッカケに金、原油とコモディティに利確の嵐。これが他市場に波及。
(池水雄一氏ブルースレポートより)

*米ヘッジファンド、ソロス・ファンド・マネジメント
(運用資産280億ドル=約2兆2700億円)が、金と銀の持ち高の大半を売却した。
売却の多くは過去1カ月に実施されたという。
こんなニュースもGW中には大きく報じられました。
これが銀急落のキッカケと指摘する向きも。

2.米景気減速懸念

5日朝発表の新規失業保険申請件数を受け、市場に衝撃が走った。
ブレが大きい特徴があるものの、減少との事前予想に反しての大幅増に
投資家の景況感は一転悪化。原油需要の減少への懸念からWTI先物は節目の
1バレル100ドルをやすやすと下回り、シェブロンなど石油株が主導する形で
ダウ平均も下値模索の展開となった。(NIKKEI)

*今晩の雇用統計も荒れそうです。あまりいい結果にはならないと見られていますね。
前哨戦と言われるADPは3月の20.7万人から17.9万人へ悪化
新規失業保険申請件数も39万から40.4万人に悪化
ISMの雇用指数も製造、非製造ともに3月より悪化しています。
失業率が横ばいの8.8%、非農業部門雇用者数が前月比18.5万人増というのが
事前のコンセンサスとなっているようですが・・・ちなみに3月は21.6万人増でした。

3.ユーロの急落からの巻き戻し

昨晩のECB理事会後のトリシェ総裁記者会見で早期利上げを暗示する
キーワードと見られている「強い警戒」との文言が使用されなかったことで
ECBの6月利上げ観測が後退。
これをうけてユーロ売りが進み、ドルの買い戻しが優勢に。
ドル高、円高の流れ☞ つまりリスク回避的流れが鮮明になった。

正確に時系列を追っかけて検証すれば何がキッカケかはわかると思います。
ひとつの材料にその他もろもろ乗っかって来たって感じですね。
市場は「センチメント」です。材料ではありません。
弱気に傾くとどんな材料でも飲み込んで動き出します。
普段は無視してしまうような些細なことでも。

ともかくこのGW中に、にわかに手仕舞い売りの嵐が巻き起こったこということで、
それも今夜の雇用統計で極まれり!となるかどうか。

個人的には一方的に下げ続けていたドルスイスが今回の動きで
買い戻しに入っているので、軽くドルスイロングしています。
コストは0.8660ドル。短期ポジションです。

それにしても豪ドルは強いわね。
ユーロがこんだけ調整してまだ戻りに転じていないのに
豪ドルはすかさず買われています。
豪ドル円は一時84円30銭台と3月29日以来の水準まで落ちたのですが、
わずか7~8時間程度経過で2円近くも上昇。
先ほど公表された四半期報告で
RBAがインフレ見通しを上方修正して将来の金融引き締めの可能性を
示唆したことなどが材料視されたようですが、
こんなリスク回避ムードが広がる中、飛び込んで買える人は
凄い相場師ですよね、私には出来ません。。。

ドル円も80.50円台までもどってはいますが、私はまだだと思ってます。。

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