2011年7月14日木曜日

介入?!

FOREXRADIOがスタートした直後、、つまり14:30過ぎ。
ドル円相場は78.50アラウンドから79.50台へと急騰!
突然の1円近くの急伸に「介入かっ?!」とマーケットには緊張が走りました。

日銀によるレートチェック?
いや米銀のドル円の買いが入った。

とか、様々な憶測が流れましたが、
結局あっという間に再び78円台に落ちてしまいました。
介入ならこんな動きにはなりませんね、多分。
あまりにも中途半端。

去年の9月の単独介入、そして今年3月17日の協調介入の際は、
野田財務大臣が介入を実施を公表しましたが、今回はそれもない。

一部報道では財務省幹部が
「断固たる措置」などの言葉を使わなくても為替介入はあり得る」
「本日為替介入を実施したかどうかについてはコメントしない」

などと思わせぶりな物言いをしていることを伝えているようですが、
なんだかこれって、そう勘違いしてくれるならそのほうがいいと思っていそうな発言ですよね。

やっていないものをやった、とは言えないだろうけれど、
やっていないものをノーコメントとは言える。
この場合は大抵、勘違い歓迎ってニュアンスよね。
だって「やった」って過去2回は言っているんだもの。
やったなら「やった」って言うでしょ。

最終的には月末に財務省HPで明らかにされる
「外国為替平衡操作の実施状況」で確認するしか無いと思いますが、
まあ、介入じゃなかったと思います。

米銀の買いかなんかが入ったところに
介入と勘違いして提灯がついて上がっちゃったってとこじゃないかしら。

で、ここから。
こんなありがたい勘違いが瞬間起こったのに、これに続く買いが
巻き起こらずダレてしまった・・・・むしろ瞬間的に介入じゃないと読んだ向きは
ここぞとばかりに売ったんじゃなかろうか。

というわけで、これ、ホントに重いわ。
80円が遠くなってしまった気がします。
戦略は戻り売りかなぁ。ドル円。

ユーロの戻りがまた激しいわけですが、
昨晩のバーナンキ氏のQE3言及とも取れる発言に続き
(QE3と捉えるのは尚早だという向きもありますが)
朝方にはムーディーズがアメリカ国債の格下げに言及、
これが効いてドル安が一層進行する流れとなりました。

私は大局では「ドルの大転換でドル安は止まった!!」と見ていますが、
目先はドルが売られる流れが続きそうな気がします。
2番天井を探るようなユーロ買い(ドル売り)がはいるんじゃないかな・・・
今日のラジオの時点では早めに戻り売りしたいと発言しましたが、
今はユーロとかポンドを買いたい気分。
ということで、ポンドドルを1.614で買っちゃった。
気が変わるの早いなー我ながら。
日足チャートのストキャが上向き、200SMAを上回った。
なんてトコが背中を押したわけですが、やっぱり自信と確信がないので
1.610あたりを下回るようならすぐに止めますー。

明日は欧州のストレステストなどの材料がどうマーケットに影響するか、
って大きなイベントがありますし。
これが、結構好感されてユーロ高。。。みたいなシナリオになりそうな予感ですが、
その高値が売り場なのかもしれません。
それまではストレート通貨は買いでいいと思ったのですが、さて。

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