2011年7月25日月曜日

イヤーな感じ・・・・ドル円のジリジリとした落ち方。

米国の連邦債務上限引き上げ協議が難航していることで、ドル売り優勢の週明け。
ドル円78.05円まで円高となりました。
78円割れ目前まであったのに、介入警戒が高まらない背景には
株価がそれほど緊張した水準にないことがあげられるかと思います。
今日の日経平均は4日ぶりの反落で、82円安の10050円。
今日の反落ノはいけいはおそらくアメリカの連邦債務上限問題を嫌気したのでしょうけれど
それでも1万円台に乗っています、あまり危機感がない。

なんでこんな状況にあっても株価が堅調なのかって話もありますが、
資金の逃避先としての日本株ってのもあるのかもしれませんねぇ。
円がそういう理由で買われるのと同じで。

あるいはニュージーランドの株価。
2月22日に大地震があったのですが5月に今年の最高値をつけました。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=^NZ50&d=6m
キウイドルは今更に史上最高値更新中。
復興需要などで経済堅調、利上げのウワサ迄出てきています。

じゃ、日本も・・・・なんて連想もあるのかも。

というわけで、一部に介入催促や警戒があるものの、それほどの緊張がないまま
ジリジリと円高が進行、すでに78円台には慣れてきてしまっているのが怖い。
80円台、そして90円台なんてもう遙か彼方の水準に・・・。

こうなったらドル円は行くトコまで行くんだろうなーという感じ。
まずは震災後の3/17の早朝ショック76.25円を。
ここを底割れしちゃったら、ホントにどこまでいくのやら。
なんて思ったりもしましたので78.22円でドル売り円買いポジを持ちました。
冷静に考えれば「なんというところでポジション取ってしまったんだ!!」と後悔しそうな
ところではありますが、、、、。底値売りになってしまうことも覚悟ですね(笑)
上がり出したらすぐ撤退することにしますが、ここが大底になるような
クライマックス感が全然ないので、結構行けそうな気もします~

それから今日はムーディーズが、ギリシャの格付けを「CAA1」から「CA」に引き下げ、
ギリシャ国債の交換をデフォルトと定義するだろうとの見解を示したことで、
再度ギリシャ問題を蒸し返す格好で一時ユーロが売られたのですが、
1日を通してみればレンジ圏。今週のテーマはやはりユーロではなく
ドルですね。アメリカの債務上限引き上げ問題に集中しましょ。

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