今日もホントにユーロは思わせぶりでトリッキー。
EU首脳会議を控えて期待のユーロ買い(ショートカバーかもねぇ)で
夕方にかけてユーロはじり高推移でした。
ところが。
欧州時間に入ってユンケル・ユーログループ議長が
「ギリシャの選択的デフォルトは一つの可能性」
などと発言。これを受けてユーロドルは1.4138ドルまで急落。
これ、この時点ではネガティブ材料となりましたが、
この後はポジティヴに変化します。
夜になってギリシャ救済第二枠についてのEU首脳会談の中味が、
マーケットに伝わり始めます。(※正式発表ではありません。
負債を減免するとか、
ギリシャの負債の金利を下げるとか、(5.5%を3.5%に、とか結構具体的に伝わってきています。)
債務の平均償還期限を現状の7.5年から倍の15年に延ばすとか・・・。
究極はEFSF(欧州金融安定化基金)が国債流通市場に介入する権限を持つなんてのも出てきた。
ECBではなくてEFSFが債務再編の中心的役割を担うということでしょうか?
また民間金融機関は債券交換、ロールオーバー、買い戻しなど
ギリシャ国債の処分方法を選択出来ることになるという話もあって、
これって、先般騒がれた選択的デフォルト容認ってことになりますよね?
夕方にはこれがネガティブに捉えられてユーとが下がったのに、
今はポジティヴに捉えられてるみたいなのよね。
全般、総合的に評価できる内容ということなのでしょうか。
正式な声明が出る前にここまで具体的に中味が漏れ出すってのは
どういうわけなのか疑問ですが、意図的に流しているっぽい・・・。
こうしたリークを受けてユーロは猛烈反騰開始。
欧州時間に入っての急落をあっという間に取り返し(V字回復)
更に上昇が続いています。夕方の急落でショートが積み上がったのでしょうか。
シートカバーかと思われますが、それ以上に新規がいも入っていそうな勢い。
現在1.4365ドルまで上がってきています・・・さぁ、どこまで戻る?!
戻ったところを売りたいと思っていましたが、
ちょっと洒落で1.423でロングで飛び乗ってみました。
あっという間に上がったのでLucky♪1.431でおりました。
80Pipsくらいとれたのですが、その後1.437です。もっと粘れば良かったかも。
しかし、中途半端に売り参入したら踏みあげられますね。これ。。。。
おかげでユーロ円も急上昇となっていますが、ドル円は78.50台まで下落しており、
ドル円とユーロ円のチャートは全く反対の動きですねぇ。
今夜は完全にリスクオン相場となっているのに(ダウも12700ドル台まで上昇)
ドル円では円安にならない・・・・不思議よねー
今日発表された6月の貿易収支、3カ月ぶり黒字 輸出回復で707億円 なんてのも
頭を押さえる一因か?!円高はともかく行くトコまで行かないと終わらない感じですので
値頃でロングは厳禁です。
しかし、ギリシャ救済草案リークってだけでまたこんなにはしゃいで戻しちゃって
これはひょっとしたら絶好の売り場を提供してくれているんじゃなかろうか、
って思ってます、ダウとか売りたいですねー。
ユーロドルは正式発表まで手を出すべからずか?
1.4450近辺で売りオーダーでも出して寝ようかな、と思っています。
今夜はまだ一波乱ありそうですが・・・・美容が大事!見届けず寝ちゃいますー
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