2011年8月5日金曜日

今日はもういろんなことにビックリです。

①突然の円売りドル買い介入
②日銀の金融政策決定会合が今日1日に短縮
③金融緩和策発表
④トリシェ総裁がハシゴ外す発言
⑤ダウ平均350ドル以上下落 原油90ドル割れ 金まで急落

①突然の円売りドル買い介入
■今週は日銀の金融政策決定会合が4(木)~5(金)に予定されているということで、
 なんらかの緩和策が発表されるのではないか、という予測は出ていました。
  ひょっとすると、緩和策発表に併せて介入もあるのではないか、ということで
 何かあるなら5日金曜といった見方が大勢でしたが、会合を1日に短縮する異例の展開

■しかも、昨年9月15日、今年3月18日の介入は朝イチ、東京オープン9時のタイミング
 今日は9時ではなく10時・・・・9時、そして仲値を経過して今日はないと思った向きも。

■介入額は当初5000億ドル程度と伝わったけど、欧州時間に入っても断続的に
 行われていた模様で、4兆円規模との見方も。
 (28日の与謝野さんの1~2兆円は難しいって発言はなんだったんだ)

■震災後の協調介入というような介入ではないと見られるも、
 欧州時間以降、委託介入できるかどうかに関心が高まっていました。
 東京時間で終わりではないかという見方もあったのですが、実際には19時すぎくらいまで
 ドル円の上昇は継続し、結果80.22円まで高値を確認

②日銀の金融政策決定会合が今日1日に短縮
■昨日まで誰も予想しなかった・・・・と思います。異例の決定ですが、
 同日金融緩和策を発表することで介入効果を高める狙いがあったのでしょう。

③金融緩和策発表
■国債や社債、上場投資信託(ETF)などの購入の原資になる
 資産買い入れ基金の規模を従来の40兆円から50兆円に10兆円引き上げ。

■基金のうち、資産の買い取り枠を従来の10兆円から15兆円に増額。
 
■年0.1%の低利で長めの資金を貸し出す固定金利オペ(公開市場操作)の
 供給枠も30兆円から35兆円に増やす。
 市場金利の低下を促し、企業マインドの低下を防ぐ。

④トリシェ総裁がハシゴ外す発言
■お膳立て・・・とまでは行かないにしても昨日のスイス中銀の金融緩和策発表で
 本邦当局も刺激となって流れに乗れたような、
 今回の介入うまくいく予感もあったのですが、、、

 今日はECB理事会。金利も据え置かれるでしょうし(4月7月と3ヶ月サイクルで
 利上げしているので多分次は10月)あまり注目されていなかったのに!!

「為替介入は多国間のコンセンサスに基づくべきであるとの認識を持っている」
「日本の為替介入は多国間におけるプロセスの一環ではなかった」

などと無神経発言(と私は思う)
実際そうであったとしても口にしなくてもいいんじゃない?
欧州時間でも介入されていたようなので、なんとなくコンセンサスが取られているものと
思わせておけば効果も持続しただろうに。
この発言受けてドル円上昇の勢い完全にストップ 78円台に沈みました。。。。

⑤ダウ平均350ドル以上下落 原油90ドル割れ 金まで急落
■もうわけがわかりません。
今夜のダウの下落にこれといった理由は見当たりません。
もう完全にリスク回避の嵐。
ダウは3/16日の安値11531ドルに面合わせ。
WTI原油は90ドル割り込んで現在87ドル台
VIX指数は急伸、金やシルバーにも売りが入っています。

世界同時株安の様相を呈してきました。
8月です。毎年リスクが高まりますね。
3日は重要変化日でした。
いよいよドーンと来るかな・・・

昨日のドルスイロングは一時100pips近く取れていたのに
帰宅してみたら30pipsの利益でポジション消えてました・・・。
負けてないけど、負けた気分です。

こういうリスク回避の動きになると思ってCFDでダウを売って耐えてましたけど、
これはこのまま放置。先進国の株価INDEXは売りでいいんじゃないかなと思うんだけど
為替がワカンナイ!!
介入効果はどうなるの?今日1日で4兆円も使った(憶測)のに。。。
だって明日は雇用統計なのよ。
前日にこんなに動いちゃってもう、、、ほんとビックリです。

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