2011年9月5日月曜日

雇用統計、皆さんどう思われました?

8月雇用統計結果
非農業部門雇用者数 ± 0 (予想は+9.5万人) 前回+11.7万人 
民間部門雇用者数  +1.7万人 (予想+12.8万人)前回+15.4万人
失業率は変わらずの 9.1%

7月分が +11.7万人 から +8.5万人 に下方修正
6月分も +4.6万人  から +2万人下方修正。
平均時給も減少。労働時間も短縮。

なんじゃそりゃ・・・

悪すぎでしょ。今回+-ゼロって結果なのはまだいい。(よくない)
先月、先々月も下方修正とは。

これを見ればそりゃドル売りでしょうけれど、それにしてはドル円は76.50円程度までで
下げ止まり、後は神経質に乱高下。こんな数字が出れば1円2円動いてもいいような気が
しますが、それほど動かないってのは来週8日のオバマ大統領の雇用対策に期待が
あったということでしょうか?このところ為替市場は株式市場と比較してボラティリティが低い
ように思います。あまりダイナミックに動かないですねぇ。

ということで77.05円で売っていたドル円は76.66円で仕切っちゃいました。
もっと下げると思っていましたが、我慢できずに一旦撤退。

労働参加率は2010年4月以来はじめて0.1ポイント増加していることを好感する見方もあるようです。
これまでは労働市場から退出する、もしくは高齢化により、
非労働力となる人が多く一貫して低下してきたのですが、
1年以上ぶりに労働参加率が上昇となりました。これが継続的に上昇すれば景気拡大に期待だとか。。。。
うーん、それ意外が悪いのであまりこれを持って楽観的にはなれませんが。
あるいは今回8月分の数字はハリケーン・アイリーンの影響を加味しておらず、
次回その分が修正される可能性があるとか、ベライゾンのストライキの影響が色濃く出てしまったため、
次回はこの分が反動増となるとかね。

※ベライゾンでは従業員のうち約4万5000人が契約終了に伴い、
8月7日から2週間にわたりストライキを決行。22日に職場に復帰したが、
8月の雇用統計調査時にはスト中だったため、雇用者には数えられなかった。
復帰した従業員の雇用は来月分に加算される。

ダウ平均は253ドル。雇用統計の他にもネガティブ材料が噴出していました。
米連邦住宅金融局(FHFA)が、住宅ローン関連証券を組成・販売した
欧米大手銀行を提訴する準備を進めている、とか、バンカメが今後の事業計画の
提出を求められるとか(異例の事態)悪材料揃い踏みでの下落。
為替市場よりは大きく動いていますが、よくこの程度で済んでいるな、という印象。
やはり来週のオバマ大統領発言警戒なのでしょうか?

今週は5日月曜日の米国がレーバーデーの祝日。
この祝日明けからが夏休み明けということで動意づいたりしますが、
今年ばかりは8月の初旬に急落したりしていたので、夏休みも何もなかったんじゃない?!
って見方もあります(笑)

注目は8日木曜のオバマ大統領の景気対策講演、そして同日深夜に予定されている
バーナンキFRB議長の講演といったところか。

アメリカ以外でも材料豊富。
【9/6 火曜日】13:30 豪州準備銀行(RBA)理事会、金融政策発表
【9/7 水曜日】日銀金融政策決定会合、金融政策発表
         22:00 カナダ銀行(BOC)、金融政策発表
【9/8 木曜日】20:00 英国中銀(BOE)金融政策委員会、金融政策発表
         20:45 欧州中央銀行(ECB)理事会、金融政策発表

欧州、イギリス、オーストラリアの金融政策発表が立て続けにあります。
日銀も新政権下であること、また76円台という円高であるという事態を考えると
何か出てくるかもしれないと構えていたほうがいいかもしれません。
ゼロ回答ってことはないんじゃないか、って見方も多いようです。
日本からも追加金融緩和措置が出るかもーって期待が高まるかもしれません。

そうそう、アメリカの10年債利回りがとうとう1%台に突入しました。
先週PIMCOのビルグロスも敗北宣言していましたが、
これは尋常じゃない事態と考えるべきじゃない?
資金の置き場がないんです。だから8月に急落していた金も再度上昇しはじめました。
リスクオフ相場はここからが本番なのだと思います。

ドル円、クロス円ロングはしばらく待ってからにしましょう!!
買うより売るほうが大きく取れる相場がまだこれから始まります。

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