昨日の独仏ギリシャ三者会談。
拍子抜けするものでした…。
フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相は、
ギリシャが今後ともユーロ圏にとどまり、
同国の予算削減が市場の安定を回復させると「確信」しているとの声明を発表した。
ところがユーロは上昇。
解説は「ショートカバー」が大勢ですが、それにしても
もっと失望が広がるかと思わせる内容でした。
本番はガイトナーがポルトガルに入るという今週末か。
IMFが動けばインパクト大でしょう。
このあたりのことは今日のFOREXRADIOでかなり
だいまんさんと大塚さんと意見戦わせてます(^^ゞ
他にも格付け機関フィッチが
『スペインの地方銀行5行を格下げ』『見通しは「ネガティブ」』との声明、
独外相が『ドイツ政府はギリシャがデフォルトした場合のあらゆる
シナリオを検討』コメント、イタリア国債格下げの噂など、
いろいろとネガティヴ材料飛び交っていましたが、
それにもかかわらずユーロは1.38台まで堅調に上昇してます。
よほどユーロはショートに傾いていたんだな・・・
すでに市場はギリシャのデフォルトを織込みつつあると思うのですが、
しかし、その後の影響などまでには考えが及ばないといったところ。
ちょうどリーマン・ショックがあったのが3年前の今日。
その連想からこの週末には警戒が広がるようにも思いますが、
これまで作っていたポジションを手仕舞う動きが出ている、
ということなのかもしれません。それでユーロのショートカバーが・・・?
昨日の夜中に1.3750のユーロ売り指値を作っていたんですけど
見事にこれがヒットしてました。今もこのポジション保有中。
現在50pipsほどアゲインストですが、、、、うーん。もっと戻るかしら?
この週末、そして来週のFOMCにかけては
思わぬ動きも出てきそう。
UBSが20億ドルものトレーディング損失を出した、なんて
ニュースも飛び出しています。マーケットはそれほど動いてませんが、
こんなのがあちこちにありそうな予感・・・。
ユーロドルはこのままSで粘ってみます。
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