2011年9月27日火曜日

今日は戻り局面。
特にダウはしぶといですねぇ。レンジ下限を何とか守ったと思ったら
大きく反騰。もうレンジ中程にまで戻りましたよ。
金があんな動きとなったのにダウは下値が固いですね。
ボリンジャーバンドも完全に横ばいで中心線を下抜けたり
上抜けたりと揉み合い相場が続いていますが、そのレンジ幅は
結構大きいので、ボリンジャーバンドが収縮しない。
こういう形状の時は結構レンジの期間が長引く事が多いです。

レンジをブレイクする時って一時バンド幅がスクイーズ(きゅっと縮まる)しますので
この揉み合いの上下の幅が縮まってこないとレンジのブレイクはなさそう。
エクスパンション(バンドが拡大=レンジブレイク)するためには
煮詰まるような相場、つまりボラティリティが少なくなってくるような
レンジ相場の形成が必要かと。
それを考える1055~11700ドルというこの大きな幅でのレンジを
やっている間はドラスティックな恐怖相場は来ないと見た方がいいのかもしれません。

ということで、ダウがレンジ上限迄戻るならこれは一時的に
リスク回避相場が止まっているということですから、
コレまで売り込まれていたものが買い戻される局面になるだろう、
ということで、先週売り込まれていたユーロドルやポンドドルを昨日
買ってみたわけですが、丸1日かけてやっと報われたようです。
現在ポンドドルはコストから80pip超えの利益
ユーロドルは70pips超えの利益となっています。

そして、大きく売り込まれていたクロス円も買いたいと思っていたのですが、
夕方にオージー円を75.51円で買ったのですが、これも今のところHITしてます。
60pips超えの利益となっています。

さあ、あとは欲張らずにどこで利益を確定させるか、ですね。
適当なところで手仕舞ってしまおうと思っています。
今回もダウがレンジの上限まで伸びる保証はないですし、
高値が斬り下がってレンジ幅が収縮する局面に入るかもしれませんし・・・。
相場を見ながら利益を伸ばせそうならちょっと粘ってみますが、
利食い千人力、あまり欲張らずに行きたいと思います。

こういう大きな相場になると、いちいちニュースがどうとかあんまり関係ないので
このところあまりニュースをチェックしていなかったりしますが、
昨晩はECBの利下げ観測なんかがあったみたいですね。
加えてEFSF救済の拡大観測も台頭したということで
クレディスイスや、UBSなどの欧州金融株が反発し、地合いが好転したようです。
単純に売られ過ぎの反動のような気もしますが、しかし、売り込まれて
危機感が広がればECBも緊急でなにか対策を打って出てくる可能性もありますので
ショートは買い戻されやすいムードとなってきます。
今のユーロの上昇はショートカバーでしょう。

今はこうした戻りにのってロングポジションを作っていますが、
中長期には大きな下落相場に入ってしまっていると思っています。
資源ブームを追い風に高成長を続けてきたオーストラリアとブラジル経済が転機を
迎えていることも無視できません。
資源である鉄鉱石なども大きく下落し
CRBインデックスは5月に天井をつけています。

豪では8月の失業率が5.3%と2カ月連続で悪化してますね。
ブラジルは8月に2年1カ月ぶりに利下げを発表しています。

再下落のタイミングを探るのは難しいですが、
10月中にはあるんじゃないかなーと妄想してます~

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