ユーロが神経質な動きとなっております。
昨日のブログに書いたシナリオに基づき、
市場は欧州問題より11/2~3のFOMCでのQE3を睨んでのドル安が
テーマとなってくるんじゃないか、ということで、機会があれば
ドル売り(つまりユーロ買い、円買い)のポジションを構築しようと
狙っておりました。
[売ると踏まれるな…と思ったので買ってみたユーロドル1.3945
Buy high, sell higher?!失敗すればただの天井買いですね。]
なーんてカッコイイよくTwitterでつぶやいてみたりして。
その直後にやっぱり天井を買っちゃったことに気がついて
27pips損失で撤退。ドテン売りでも仕掛けられたら良かったのですが、
そういうしたたかさは落ち合わせておりません・・・。
その後なんと一部通信社(英国らしい)が、
「26日の欧州連合(EU)財務相会合がキャンセルされた」と報じたとかで
ユーロが急落。な、な、何ですって?!会合キャンセル?
ところが、その後、EU『サミットは26日に実施する』と報道を否定。
今度はユーロドルが急騰します。
なにその茶番・・・・。
その後英国は
「26日の欧州連合(EU)財務相会合はキャンセルされたものの、
EUサミットは実施されるとの見解を示した。」と表明したとかなんとかで
ユーロは上へ下への乱高下。
それって、財務省会議はキャンセルされたけど、首脳会議はやるってこと?!
このあたりの報道の整合性が全く確認できぬままマーケットに振り回された方も
多かったのではないでしょうsか。何しろ、このEUサミットキャンセル、否定報道で
今日の高値と安値をつけちゃうボラティリティがあったのですもの。
この一連の動きのなかでドル円は75円台に突入する円高に。
ユーロドルと比較すると戻りが鈍く、今も75円台に沈んだままです。
史上最高値更新ですね。これ。
とんだとばっちりで円高になっちゃったような気がしますけれど、
ユーロドルじゃなくて、ドル円にしていたら、
昨晩のブログに書いた戦略通りのドル円Sで素直に取れていた( ゚д゚)ハッ!
と思うとちょっと悔しい・・・・
たった今、正確な報道がありました。 ロイター記事
欧州連合(EU)報道官は25日、
26日に予定されていたEU財務相会合は中止されたが、
EUおよびユーロ圏の首脳会議は予定通り行われると発表した。
報道官によると、ユーロ圏財務当局者は、
首脳会議を前に予定通り会合を開く予定。
また26日の決定を微調整するため、
今後数日間内にEU財務相会合も行われる可能性があるとしている。
正式にEU報道官が表明し、今は落ち着きを取り戻しましたが、
情報が錯綜してユーロドルは酷い値動きとなりました。
さてダウ平均も大幅安となっている模様です。
今日発表の3指標が軒並み悪かったからでしょうか。
■8月の住宅価格指数 前月比0.1%低下
市場予想平均は0.2%上昇
■10月の米消費者信頼感指数39.8 前回46.4
市場予想平均は46.0
■10月の製造業景気指数▲6 前月と同じ。
市場予想平均はゼロ
連想として、QE3催促相場となるならむしろ米株は買いなんじゃないかというのは
考え過ぎなのでしょうか。素直にダウが下げているということは
やはりチャート的に、レンジ上限を抜けそうで抜けずにレンジ内に
叩き落されるという動きで株は売りということかもしれないっ(ヨカッタ♥ダウS保有)
ということは昨日のシナリオは撤回・・・かも。
今日ユーロドルでやられたのですが、懲りずに次の手。
オージー円79.30円でショート
キウイ円も売ってみたいけど管理しきれないのでオージーだけにします。
理由はTechnicalで売りSignが点灯しているのと
株が下がれば尤も敏感に反応するのが豪ドルだということで。
ただ、金が今夜急騰していることは新たな動き。
9月からリスクオフで売られてきましたが、ファンドの売りが一巡し、
新規マネーが入ってきていると見るべきか?
リスクオフで金買いの相関は、ある意味金市場にとっては
秩序だった値動きですので、市場はドラスティックな値動きではなく
秩序だって下げるという示唆なのかもしれません。
ドル円は75.78円、今夜さらに下げそうですね。
明日の午前には介入警戒が高まるやもしれませんので
オージー円Sポジもコスト割れしない程度にやります。
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】