今晩のNYは、サンクギビングデーで休場。
明日25日金曜日も
株式市場は現地時間午後1時までの短縮取引。
債券市場は同午後2時までとなり、
NYMEXのフロア取引も短縮されます。
サンクスギビングが終了するとロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式が
行われ、クリスマス商戦も本格化と・・・今年はどうでしょうねぇ。
さて、アメリカがお休みなのでアメリカネタでは動かないこの週末、
やはり最大の材料は欧州ですが、もう何を聞いても驚かないぞ!!
マイルズBOE(英中銀)政策委員
「ユーロ圏は現在の形では生き残れない恐れある」
「ある国がユーロ圏を離脱するかもしれない」
などと発言したということですが、こんな発言はこのところ彼方此方から聞こえてきます。
「画期的合意なければユーロは救えない」クレディ・スイス
あ、それとWSJに凄い記事が。
ユーロ圏崩壊に備える外為決済機関
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Foreign-Currency-Markets/node_349404
有料記事なので詳細は控えますが
外国為替取引の主要国際決済機関がユーロ圏崩壊に備えているという内容。
またユーロ離脱の可能性はギリシャだけでなくドイツにもあるという話。
ユーロを離脱すべきはギリシャでなくドイツ(ロンドン在住の松崎美子さんによるレポート)
http://monetoku.com/london/2011/11/post-53.html
今年6月にドイツがギリシャへの追加支援に関して
「民間債権者の関与が必要」と発言した瞬間から
あちらではこうした見方(ドイツが諸悪の根源)が強まっているのだそうです。
日本からみれば離脱すべきはギリシャなのですが、、、温度差があるんですね。
『統合後には域内での富の移動を自由にし、
高所得国が貧困国を援助する用意がある』という前提でスタートした通貨統合、
今更ルール変更するのは卑怯だということのようです。
詳細はリンク先のレポートをご覧下さい。
また松崎さんは残されたシナリオとして
(1)ユーロ崩壊
(2)優等国ユーロと劣等国ユーロの2つのユーロ
(3)ECBが最後の貸し手(Lender of last resort)となる
の3点をあげられています。
先日のTV東京の番組でもユーロ崩壊論者である浜矩子さんが
(2)のユーロ分割をあげて、生き残るなら
このシナリオしかないと解説されていました。
そうなる、ということではなくて、それしかない、という指摘ではありますが。
というわけで戻り売りで攻めたいところですが、
なかなか売り場をうまく見つけられずにおります。。。
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