FOMCではQE3実施には至りませんでした。
ということでマーケットは失望・・・してないみたいね?!
今回はそれほど期待もなかったからでしょう。
予想よりマシな経済指標が相次いでいましたし、
市場の関心はギリシャ、欧州問題に集中しており、
さほどアメリカに対しての懸念が取り上げられていませんでした。
手詰まりとも揶揄される金融政策、催促がない状況ならやる必要もないですものね。
11月2日のFOMCはこれまでの一連の緩和策を維持するも景気認識は上方修正。
7~9月期の経済成長が「やや強まった」とし、「緩慢だ」とした前回から景気認識が上向きに。
しかし、必要に応じて金融緩和する準備があるとも示唆。
具体策としては、住宅ローン担保証券(MBS)の追加購入に含みを持たせるものとなりました。
といいますか。
むしろマーケットはリスクオン相場に傾きつつあります。
今月に限ってはFOMCよりもECBの方がインパクトとなったようで、
3日のECB理事会では利下げが発表されました。
ニュース等ではサプライズと報道されていましたが、関係者の間では
利下げも視野に入っていましたよね。私がお世話になっているセミナーや番組の
講師の先生方は利下げに言及していましたので驚きませんでした。
驚いたのはその後のユーロの動向かなー。
利下げならユーロ売りでしょ、素直に。
でも直後に昨今のレンジの下
V字回復(レンジの中で、ですけど)
利下げをきっかけに相場が崩れるって結果にはならなかった・・・。
「利下げ☞ 低金利☞ 売り」というシナリオよりも
「利下げ☞ 緩和☞ リスクオン☞ 安心☞ ユーロ崩壊ならず」
ってシナリオになったということでしょうか。
というのはダウ平均が上がる上がる。
12000ドルに届きそうな勢い。これ、リスクオンってことですよね。
FOMCでは追加緩和策がなかったものの、景気認識を上昇修正、
波乱がなかったことに加えてECB理事会では利下げと来たために
どうやらマーケットが楽観に傾いているような感じ。
とはいえ、今日はギリシャのパパンドレウ首相が辞任するとかしないとかの
未確認情報が飛び交っていましたし、国民投票もやるとかやらせないとか
情報工作、ギリシャ問題には皆さん飽きてしまったか、材料視されていないようですが、
もう酷い混乱に陥っています。
アク抜けで上昇とでも織り込み始めたのか、今夜は様々なイベントをこなし
上昇しています・・・。
描き始めました。もう1760ドル台です。1730ドル台で金を少し買って見ました。
フラクタルから金が暴騰するというシナリオを、とある方から聞きまして。
大変興味深い話でしたのでちょっと調べてみたらこんなチャートを発見。
http://www.pakalertpress.com/2011/10/17/gold-signals-the-end/
どうやらフラクタル分析によると、早ければ、2012末から2013年に
最低でも 4000ドルに上昇する。ということのようです。
んー。これが実現するなら、株が上昇しているはずがありませんが・・・。
一昨日作ったユーロドルSポジションは25pipsマイナスで損切り。
かと言って買う勇気も持てずに静観中。
ユーロはレンジ入りしたように見えますね。
明日は雇用統計。
予想は前回9月の前月比+10.3万人をやや下回る同+9.5万人。
若干弱い予想ではあるものの雇用情勢の一段の悪化を予想してはいません。
前回9月は8月22日に行われたストライキの終息と共にベライゾンの約4.5万の社員が
再び統計に反映されたことが影響していると言われています。
8月は約4.5万人の押し下げ要因だったということですが、、、。
この10月はこうした特殊要因がない分、ブレも少ないはずですが
予想に近い結果ならば、相場の波乱要因とはならず、
一層の株価の押上材料となる可能性もありますね。
というわけで12500ドルショートポジションは11770ドルで一旦利確しました。
もっと早く利食って置くべきでした(´・ω・`)
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