今日からだいまんさんところのForexradioも2012年の放送スタートです。
今日は年初ということでだいまんさんと大塚さんと
ユーロドルの行方、ドル円の行方、大統領選挙などなど
ざっくりと年間見通しをワイワイ話しましたが、
今年もバイロンウィーン氏のびっくり10大予想が出てきましたので
これについても番組で取り上げて話しています。
盛りだくさんの内容です。夜中のトレードで寂しい時などに
聞いてみてくださいね。
オンデマンドはこちら
http://p.tl/bqDU
Ust再生はこちら
http://www.ustream.tv/recorded/19577011
Pod castはここから登録を「たらればFX」
http://program.forexradio.org/2005/10/01/podcast.aspx
そのバイロンウィーン氏の2012年のびっくり10大予想。
ブルームバーグの翻訳よりも
ブリオンディーラー・貴金属アナリストの池水雄一さん@BruceIkeGold の
Twitterでのつぶやきの方が詳しいのでそちらを引用させていただきました。
1. 泥板岩からのガスと原油の生産が増え、原油価格は85ドルへ下落。
米国は中東原油への依存を縮小。ポーランド、ウクライナ他の埋蔵量も増加。
イラン・イラクの増産、世界景気後退による需要減退も価格下落要因。
2. 米企業の利益は上昇を続け、S&P500は1400ドルを越える。
原材料価格は安く、経営者たちはゆるやかな経済成長に適応し、
労働力や商品輸送配分を合理化し、利益率は高く推移。
3. 米経済は回復の波にのる。実質成長率は3%を越え、失業率は8%を割り込む。
財政出動、輸出、そして消費者によって経済は活性化される。
原油価格の下落、株価の上昇により消費者の景気信頼と消費が改善される。
4. 景気の回復と失業率の低下はオバマ大統領はそれほど悪い仕事をしたわけではないと
投票人を思わせる。スピーチは上手だがリーダーとしては疑問符のオバマの相手は平凡で
いろんな点において立場ははっきりしていないミット・ロムニー候補。
民主党は下院を取り戻すが上院は現職反対で失う。
5. 欧州は最終的に危機に対応する包括プランを練り上げ、
財政的な結束を一層強めることになる。
ECBやIMFなどの国際機関はすべての国をEUに残したままユーロをサポートする。
ギリシャは債務の組み換え、スペイン、アイルランドは財政を補強。
イタリアは自主的再建で痛い目に。銀行の崩壊は免れるが、
厳しい緊縮財政を求められ欧州は不景気に突入する。
6. テロリストや民族独立主義者たちの武器としコンピュータが従来の兵器にとって変わる。
東欧やアジアのハッカーが主な国際金融機関のデータバンクに侵入し、
一時的に銀行が機能不能に陥り、G20がこの問題に対処するために集まることになる。
7. 先進国の急激なマネーサプライの伸びに不安になった投資家が、
経済の運営を「理性的」におこなっている国の通貨を買う。
スカンジナビア、オーストリア、シンガポール、韓国の通貨が恩恵をその恩恵を受ける。
8. 米議会はその機能不全が両方の党にとって害をもたらすものとして
11月の選挙の前にスーパーコミッティーが失敗した10年で$1.2trillionの財政赤字を
削減する方策を考えるべく行動する。防衛費、医療費ともに大幅にカット。
農産物への補助金は減らされ、原油、ガス、そして不動産、合名会社に対する税金優遇は修正される。
オバマ大統領はもし再選されればブッシュ大統領の税金削減プログラムのいくつかを続けると言明。
9. アラブの春はアサド大統領一族のシリア支配に終止符を打つ。
これによりハマスとヒズボラは弱体化され、イランはさらに孤立することに。
10. 新興国の株式市場は2年間の低迷期を経て良い年を迎える。
中国、インド、ブラジルの株式指数は15-20%上昇する。
11. 住宅価格も大きく上昇へ。
景気回復で消費者が住宅市場に戻り、長期的に投資する方向へ。
過剰であった空き家も減少する。
12. 米国債10年物の利回りは4%まで上昇。
中国が米国債をはじめとした先進国の国債を売り、現物資産(gold?;Bruce注)と
原材料に重点投資をするため。
13. (ここ大事!Bruce注)2011年の後半に大きな調整があったゴールドは、
今年は1800ドルに戻す。世界の金融緩和政策は、個人投資家そしてSWF(国家投資)を
現物投資に向かわせる。シルバーもその恩恵を受け40ドルへ上昇。
14. 米国の各州、および地方レベルでの財政の健全化により地方債の利回りが下がる。
ちなみにブルームバーグでのニュースはこちら
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LX8GWA0UQVI901.html
あれ?今年は14あるのかしら。
そういえば昨年も20ありましたっけ。
ブルース池水の翻訳のほうが詳しいですね。
ちなみに池水さんは今週金曜日6日の(明日だ)
ラジオNIKKEIマーケットトレンドにもご出演いただきます。
お時間ある方は是非放送も聞いてくださいね。
今年の金相場の行方についてお話しを伺います。
またためになる情報満載のブルースのTwitterは是非Followしておくといいですよ。
@BruceIkeGold
さて。
ユーロの下落が止まりません。
今日特に新たなユーロネガティブな材料が出たわけじゃありません。
なのに・・・
ユーロドルは1.27台に突っ込む下落
ユーロ円は98.50円を一時割り込みました。
何故でしょうねぇ。
むしろポジティブ材料があったんだけどな。
フランス政府が本日実施した国債入札。
なんと2倍近い旺盛な需要が集まり、政府は目標額の上限近くを調達できました。
「フランスが近く最高格付けの「AAA」を失うとの懸念を一蹴した」だなんて
ポジティブなヘッドラインも見受けられましたが、、、、ユーロ下げ止まらないじゃない。
※格付け会社S&Pがフランスの最大2段階の格下げを警告して以降、市場には警戒が
強まっています。もし格下げが実施されればフランスの借り入れコストが上昇するほか、
EFSFユーロ圏救済基金の融資能力にも、悪影響が。
このまま1.20割れのリーマン後の安値水準目指してだらだら下げるんでしょうか?
今日のユーロドルの下落では初動の下落に乗って21pipsくらいかすめ取りましたが
それ以上は怖くて継続できず。一応利益ですが、昨日からのショートを
ずっと持ってりゃ結構取れてたのにな、ちょこちょこかすめて取ってる
臆病トレードです・・・。いやーここから売りポジを腰を据えて保有し続けるのは勇気がいります。
そして今夜は普段地味なドル円がひとり気を吐いております。
76円台後半から一気に77円台へ上昇。ドル円の上昇の背景には
今夜発表の米国の12月ADP雇用統計が影響したのか?
予想+17.8万人に対しなんと倍近くの32.5万人。
ポジティブサプライズです。
これで明日の雇用統計にも期待が高まる?!
というわけでドル買いになっているんですね。
ところがダウは下落しています。
それって・・・・リスク回避のドル高?!
ポジティブなんだかネガティブなんだかよくわかりませんが
ドル買いになっていることは確かです。
ドル円がどこまでもどせるのか、
ユーロドルがどこまで下がるのか、
明日の雇用統計ではもう一波乱ありそうですね。
目先スィングは怖いのでチョコチョコディトレで行きます。
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