ユーロはまだ割高だとか、ユーロキャリートレードが始まっているとか、
イタリアで預金引き出し制限がかかっているなんていう噂があるとか、
皆が揃って「ユーロは売りなのかなーやっぱり。。。。」
と思った頃に反発するもんですね。
キッカケはECB理事会ですが。
2012年最初の欧州中央銀行理事会では
主要政策金利であるリファイナンス金利は1%に据え置き、
これは予想通り。市場の関心はドラギ総裁が何を語るか、です。
「一部の重債務国は大きく前進、市場も一定の好反応を示している」
「オペで供給した資金が経済に回っている兆候がある。」
「非標準的措置は、一時的なもの」
おお、出た楽観発言!
同時に慎重な発言もしているようですが
「ユーロ圏の経済活動に弱まりが見られる」
「緊張の継続が経済活動を抑制している」
ユーロドルは一時1.2838、ユーロ円は98.25円まで上昇、
つまり、楽観に反応したわけですね。
年末年始下げ過ぎでしたし、ちょっと買い戻しが入ったか。
大局ではユーロ売りなんでしょうけれど、さすがにこのECB理事会をこなして
さらにユーロ売りとなる内容じゃなかった。
一旦イベント経過の買戻が入っているって感じなんでしょうか。
しかし今夜はここが天井になるかどうかわかりません、まだ上がるかも?!
私は1.2755ドルでユーロドルをロングして1.2820で飛び降り。
40pipsくらい掠め取りました。
明日はアストロロジーでの重要変化日なんですよ。
だから一時的には地合いの転換となるかもしれないと思います。
このままロング持ってても良かったんですが、
大局は売り方向見ていますので一晩持ち越す(寝ちゃう)のは
怖いでんですよね。だからチョコチョコやるしかないわ。
それと、今日発表の米週間新規失業保険申請件数が大幅な増加となっています。
1月7日までの週の失業保険新規申請件数は2万4,000件増の39万9,000件、
市場予想はなんとたったの8,000件増でしたので予想を大きく上回わる悪化です。
ホラホラ出てきた。ちょっとここ2ヶ月くらいの雇用統計良すぎだったものね。
なんかこのふわふわした楽観が怖いなーと思っていたところです。
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