今日はNY時間は動かないかもしれません。
アメリカは年に1度のスーパーボウルが開催中。
海外勢はTVにかじりついててディールなんかしないとかなんとか。
今週はユーロドル、ユーロ円はギャップダウン、窓を開けての下落スタート。
ギリシャ政府とトロイカ(欧州委員会、欧州中央銀行及び国際通貨基金)の協議が
週末にまとまらなかったことが嫌気されたなんて報道がありますが、
こういう話合いのタイムリミットが具体的にいつなのか正直良くわからないわよね。
トロイカ調査団ってギリシャの第2次支援策が可能か否かを査定するわけですが、、、
先週末がそんなに大事だったの?
なんかそんな最中に金曜は
また、6日にユーロ圏財務相会合は開催されない、とユンケルユーログループ議長が発言。
さらにパパデモス・ギリシャ首相が辞任するなんて噂も
あったみたいで、これがユーロ下落に拍車を掛けたとも。
これはのちに否定されているのですが、雇用統計のサプライズにばかり目が行ってしまって
こんな混乱があったことをすっかり見逃していたわ。
結局、8日水曜日にユーロ圏財務相会合が開催され話し合いが行われる模様。
ギリシャ財務省当局者は3日に
2011年の財政赤字のGDP比が従来予想の9.5%超を下回る9.1-9.4%になるとの見通しを
示していますが、これでもEUとIMFが当初設定した目標を依然として上回るレベル。
ギリシャに一段の歳出削減を実行させることで話し合いが決着しないと
第2次支援策が出来ないということになり、3月の大量償還が不能となればデフォルト。
今週はまず8日のユーロ圏財務省会合がひとつの山かな。
その他の注目は
明日7日火曜、豪準備銀行が政策金利を0.25%程度の利下げするとの予想が。
これはすでに市場に織り込まれているとされていますが、それにしては
豪ドル高いわよね。
9日木曜には英MPCやECB理事会が予定されていますが、
英中銀が量的緩和の拡大に踏み切ると予想されています。
昨年10 月に決定した750 億ポンドの資産購入プログラムが
今月完了するため、500 億ポンド増額(合計で3,250 億ポンド)の
追加的資産購入が予想されています。
素直に考えればポンド売りですが、さて・・・。
ECB理事会ではまだ利下げの糊代はあるものの
昨年のドラギ総裁就任直後から立て続けに2回の利下げを実施していることから
今回は利下げはないかも。それでも2月はさらなるLTRO実施の予定があるので
これを睨んで利下げはなくとも市場はそれほど弱くなることなく
リスクテイクで推移するように思っています。
7~8日はバーナンキFRB議長、議会証言。
強かった1月米雇用統計を受けてどのような見解が示されるのかが注目。
QE3はやる?やらない?これを巡って発言内容に思惑が渦巻きそう。
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