昨晩のバーナンキ議長の発言から株式市場は大幅高、
日経平均も米株高を引き継いで昨年震災当日の高値を1円上回るところまで上昇。
震災後の急落と悲観の相場を何とか取り戻すところまでは回復した格好。
ここから一段高となるか否かは、米株がさらなる上昇となるかどうかも
大事なポイントでしょうけれど、今夜は若干修正気味です。
どうも13300ドルは重いようですね。
株が大きな上昇となった割りには為替の方が意外と伸びずに結局レンジ?
というような動きだったのですが、火曜の夜、21:30過ぎからドドーンと円安が進行。
昨晩のバーナンキ発言受けては値動き鈍かったドル円相場(82.50~83円レンジに終始)
今夜は83.40円近くまで上昇となりました。
ユーロ円、ポンド円、オージー円などのクロス円も上昇中。
(昨日買ったポンド円がHIT!!ヤッター)
何があった?!
これといって大きな材料が出たわけじゃない。
どうやら米系シンクタンクが
『日銀がインフレ目標を達成するため追加の金融緩和を検討している』
というレポートを出した」との噂が広がった為、、、、
ということになっているようです。
ということは、昨晩も今晩も「日米の緩和期待」がリスクオン相場を醸成している、
ワケで。緩和の期待が剥げ落ちればここからの上昇は厳しいということじゃぁないのか。
などと相変わらず悲観論を捨てずにいるのはダウを売っているからよ。(*'-'*)エヘヘ
でもそう思いません?!
流動性相場から業績相場へ。。。なんて言われ始めていますが、
業績相場とか何とか言う前に、中国の減速が顕著化し始めていて、これをごまかすのに必死。
中国からのニュースがネガティブであれば相場が崩れる予感。。。という
脆弱な地合いになってきており、これを敏感に察知したバーナンキ氏が発言のニュアンスを
ハンドリングしているのか、あるいはバーナンキ発言を恣意的に抜き出して
ヘッドライン相場を演出している向きがあるのか、どうも、相場を崩さないために
絶妙(強引)な演出がされているような感じになっております。
今夜のシンクタンクの日銀の緩和検討なんてまさにそんな飛ばしレポートって気がするわ。
(ダウSのポジショントーク・・・・ですね、はい・・・・)
それでも、昨晩131.64円でポンド円を買っているので、今夜の動きは歓迎なんですけれどね。
まだ利食ってないです。ポンド円は137~8円目標です。ドル円、クロス円はまだまだ円安トレンド
継続って感じがします。(でもそうなると株高なんだよなぁ・・・自己矛盾)
そして1.0519ドルで再ショートしたオージードルも、なんとかプラス圏。
夕方にレンジを上にブレイクしたようにも見えて、形成不利な状況に陥ったのですが、
欧州時間の跳ね上がりは騙しでした。欧州時間入りのタイミングって
一度逆に走って騙しになることが多いですよね。損切りにひっかからなくて良かった・・・。
オージードルは日足チャート上、綺麗にボリンジャーの中心線で止まって反落しています。
これが機能しているうちは戻り売りで大丈夫だと思っています。
ただし今は水星の逆行期。あまり楽観しすぎずに参りましょう。。。
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