今週からGWは入りとなります。
また水曜25日にはFOMC、金曜には日銀の金融政策決定会合などのビッグイベントを控え、
今日週明け月曜なんかは様子見であまり動かないんじゃないかなー
と思って油断していましたら。
落ちましたっ。
キッカケは豪ドル?!それともユーロ?!
10:30に発表されたオーストラリアの1-3月期豪卸売物価指数(PPI)
予想が前期比+2.2%のところ結果がなんと+1.4%と大幅に悪化。
RBAオーストラリア準備銀行の追加利下げへの思惑から豪ドルが急降下。
オージー円が下落するのに連れてドル円も下落、ポンド円ユーロ円などのクロス円も下落。
リスク回避的動きが広がりました。
週末に実施された仏大統領選の第1回投票で現職のサルコジ大統領の苦戦が伝えられ、
ユーロドルは週明け、窓を開けて下落、その後もジリジリと値を下げています。
結局、過半数に達した候補がいなかったためトップの野党社会党のオランド候補と
2位のサルコジ候補の2人による決選投票が5月6日に行われることが決まりました。
そりゃユーロ、下げ止まりませんね・・・・。
さらにユーロにとってネガティブな材料がなんとオランダから飛び出しました。
オランダはユーロ加盟国でAAAを維持している数少ない国のひとつなのですが、
そのオランダが内閣総辞職を女王に表明した、というニュースが入って来ました。
もともとは2015年まで総選挙は無い予定だったはずですが何があったのでしょう。
財政赤字削減を盛り込んだ緊縮予算が議会で合意できず、
連立政権崩壊の見通しから予算を成立させるためには総選挙をしなければいけない状況に。
女王が受理すれば9月頃総選挙が実施される模様。
こうした事態をうけてCDS市場でオランダ国債を保証するコストが上昇。
また欧州国債の保証コストも上昇となっています。
というわけでギリシャが落ち着いた後はスペインの国債の入札不調から
スペインに火種があるかと思っていましたが、オランダ。。。
このゴタゴタから財政再建に消極的だと判断されればAAA格付けも危うい?!
となるとEUで合意した財政協定の承認も危うくなると連想されます。
ユーロ、危ないですね・・・。
ただし、ポジションの偏りなども見ないと行けないので
だからといって直ぐ様ユーロ売り!!というのも必ずしも正解ではなかったりします。
今日のところはジリジリ下げていますけれどね。
ただ、やはりこの時期に・・・という感じですが、
いろいろなリスクが露呈しはじめたことで、リスク選好相場とはなりにくく、
今夜はダウ平均も大幅安となっています。欧州株も軒並み安でした。
現在12800ドル近辺にいます。13000ドル前後で何回かに分けてダウSしていますが
今夜再び全てのポジションがプラスになっています。
さて、いよいよ始まったか、とみてどっしりポジション継続するか、
今週のビッグイベント控えて、一旦利食ってしまったほうがいいのか
悩ましいところですが、、、、。
皆がGW、5月のリスクを警戒しているのでドラスティックな下落にはならないとの
見方もあり、そんなような気もしているのですが、
でも13000ドル台ってのは天井圏だと思っているので、
慌てて利食わずに中期的に保有してもいいんじゃないか、とも思ってみたり、んー。
為替はオージーを再ショートしておけばよかった、、、と悔やんでいますが、
タイミングを逃してしまって、ここからどう入っていいかわかりません・・・。
ちょっと様子をみて、大きく戻る局面があれば売りたいと思っているところです。
そう思っていると戻んないんだよなー
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