今夜もまだリスクオフの様相継続です。
ダウ平均もユーロドルもクロス円も売られていますが、今夜もやっぱりギリシャがネタ元。
明日5月10日に予定されているギリシャ向け融資52億ユーロの支払いが
延期されるとの噂が広がった模様。
どうもドイツがそんなことを言い出した、という話になっていて、
ユーロ圏諸国が支払い延期について協議していると一部通信社が伝えたことから
ユーロドルは1.3000ドルを割り込み、米ダウ平均株価は、一時前日比183ドル安まで
下落しましたが、、、今は100ドル以上値を戻しています。
あれ?昨日もそんな値動きでしたね。
ダウが大幅安から下げ幅縮小して終わるって流れ・・・。
まだまだダウS保有者としては安心できない動きです。
戻った背景には欧州連合(EU)筋の話として
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)がギリシャ向け融資52億ユーロについて
9日中に決定し、支払われる可能性の方が高いと一部通信社が伝えた、というネタが
あった模様で、こんな噂に振り回される神経質な動きとなっています。
市場ではすでにギリシャがユーロを脱退するというところまでの予測が出てきており、
ギリシャがドラクマに戻ったらどうなる?!なんてところまで議論が進んでいるようですが、
一般的に言われるように、
初動はユーロ売りも、アク抜けでユーロ買いになるなんて動きになるでしょうか?
そんなに簡単じゃないだろうなぁ・・・・。
ドイツの好調も、ギリシャのお陰でユーロがそこそこ安く安定しているからだという話もあるし。
そして今夜は、スペインの10年債利回りが6%を突破したことも嫌気されています。
スペイン政府が国内銀行に対して不動産融資の引当金を350億ユーロ(450億ドル)
積み増すよう求める見通しだと伝えられたことで、
スペインの銀行が新たな資金調達を強いられるとの懸念が高まった模様。
ギリシャの選挙を皮切りに再び欧州リスクに市場の関心がシフトしたような感じです。
これがどこまで波及するやら全く予測はできませんが、
もともと解っていた潜在的なリスクが顕著化しただけで市場にはこれだけの動揺が
走るものだということは改めてインプットしておきたいですね。
でも今週木曜はバーナンキ氏の議会証言もあり、2ヶ月連続で悪化した雇用統計などを
受けて、緩和策に言及があるか否かでマーケットが揺れそうです。
アメリカも楽観できる状況にはないと思いますしねぇ。
でも、急落後急速に値を戻すって展開、実は底堅いってことなのかしら?
うーん。今夜はこれ以上の材料が出てきそうにないわね。
為替のトレードは出来ず。(飲んで夜中に帰宅したもので(*'-')ゞ
明日木曜は、大倉キャプテンが為替ラジオに登場です!!
ユーロユーロユーロ!!今後の見通し聞きますね~
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