2012年6月30日土曜日


昼間に出るとはねー油断してました。
でもノーポジションだから怪我はしていないのだけれど。

EU首脳会議、なんと東京時間の昼間に合意内容のニュースが出てきました。

域内銀行を一元的に監督・監視する制度について年内に合意する方針を打ち出し、
ESM金融安全網から銀行へ直接資本を注入することを可能にすることを目指すことを
発表しました。これはEU域内の銀行の救済・破綻処理などを担う
「銀行同盟」創設への重要な1歩となります。
また1200億ユーロ(約12兆円)規模の景気対策を盛り込んだ
「成長・雇用協定」も正式採択。

期待以上の内容です。

というか、事前に期待があまりになさすぎた。
メルケルさんが私の目の黒いうちは(という邦訳が面白かった)共同債はやらないと
ガス抜き発言をしたり。ドイツ関係者からも何も決まらない的な発言が出てきたり。
何も決まらないだけではなく下手すると失望の暴落も覚悟しなくてはいけないか?
というムードが蔓延しすぎていました。

ドイツ側が、上手いことガス抜きしたお陰なのかもしれませんが。
これが期待に溢れたムードでの合意だったら出尽くしで売られたかもしれません。

ユーロは急騰、株価も急騰、コモディティも大きく戻りが入っています。
しかし、欧州時間は上昇一服、NY時間にはいって再上昇という形なのは
欧州勢は当事者なのでこれでいいのかどうか判断がつきかねてた、ってことかな?
日銀のバレンタイン緩和にも東京勢が反応できなかったのと似ているのかも。

私は東京時間で急騰した後、ユーロドルを買ってみました。
急騰の後なので日本勢は逆張りで売りという見方をする方が多いかと思って。
日銀の時もそうだったのですが、、、、
やはり中央銀行の決定には敬意を払ってまずは素直に乗るべきだったわけですし、
今回のようなEU大統領、EU首脳陣の決定にも素直に乗るべきなんじゃないか、と思ったのです。
日本勢が逆張りで来るなら欧米勢は買いでくるんじゃないかな、と。

結果そういう理由だったかどうかはわかりませんが、
NY時間に入って買いが入り、このポジションが救われました。
欧州時間はちょっとアゲインストだったのですが(笑)

1.2578L☞ 1.2659 利食い

思ったより地味なトレードだったなぁ。もっと上がるかと思った。
NY時間午後にはいってはピタリと動かなくなったので手仕舞い。
ドテンショートを仕込んでみました。これも短期勝負。

週末、さらにポジティヴ材料が出てくるとは思えず、
この後出てくる工程表などの中身でちょっとでも失望があれば
急騰した分、押し目を作ると思うのです。つまり下落する。

その下落は買いなんですけどね。
アストロロジーが示唆していた今週の変化は
好転だった、と見ています。ですから来週からはリスクオン相場。
クロス円、ユーロドルは押し目買いでいいと思います。
ただし、ちゃんと押し目で参入したいです。
そんなに一方的に上がる相場でもなさそうだから。。。

というわけで一回売ってみたわけ。
しかし、来週から短中期的に上を見ているので、分が悪ければすぐに撤退予定。

大局では下を見ているってスタンスは変えてません。
どこかでまたドカーンと売りたい。
でもそのどこかは当面なさそうなムードに思うの・・・・。
スケールの大きい買い戻し相場が始まると思っております。

というわけで皆様よい週末を。

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