今日はオージーやキウイ、そしてオリンピックを控えたポン様がハッスルしています。
ドル円は弱含み、今日は一時78.50円も割り込んでの円高進行。
要するに「ドル安」が進んでいるんですね。
(ただし、ユーロドルではユーロの下落圧力はなかなかに頑固で
上昇しているとは言い難いのですが、下落トレンドは一旦休憩に見えます)
ドル安ということは教科書的に考えて「リスクオン」
米株価が下げないのも、、13000ドルに乗せようと言うところまで高いのも
穀物始め原油など商品が高いのも
ドル安も影響しているものと思います。
ただし、昨年までの「何もかも買われる」という相場ではなく、
北欧の債権に資金が集中しマイナス金利になる、
穀物が干ばつで暴騰する、
オージードル、ポンドドルが買い上げられる、
といった特定のアセットに資金が集中しており、
逆に、スペインなど南欧の債権は利回り7%台に乗せるなど不調、
リスクオンなら円安でもよさそうですが、ドル円では円高に、
昨年までの花形、金相場はレンジから抜けられず冴えない、など
資金が集まらないところもあって、
今回の
「なんだかんだアメリカは最悪の事態は回避するんでしょ、
結局QE3はどこかでやらざるを得ないんでしょ?」という
市場の過度な期待と催促は
何を買って何を売ればいいのか見極めるのが大変難しいものとなっています。
水星の逆行中だし、オージーとかポンドとか高いところ追っかけて買うのは
とっても危険な気がする・・・・・
今日はフォレックスラジオが始まる前にユーロが1.2260近辺までキュンと
下がる局面があったので、そこでユーロドル拾ってみました。
番組中は上がっていったのでしめしめ~と喜んでいたのですが、
その後の打ち上げ中に急落。きゃぁぁぁーーって感じだったんだけど、
まあ、今の地合いでユーロ崩落はないだろうと帰宅後1.2237でナンピン。
今1.2288まで上がったところでどちらも売り抜けたわよー
やっぱ、ちゃんとレンジ下限まで下げてから買わないとダメね。
ハラハラしました。
ショイブレ独財務相が
「スペインが銀行問題を解決できることを市場は疑っている」
「スペイン破たんの危険性の認識でさえ、悪影響につながる可能性」などと発言したことが
今夜のユーロ売りの材料とされていますが、まあ小粒ネタですね。
また、スペインの銀行に対する1000億ユーロ規模の金融支援が決まっていましたが、
具体的な支援方法について、かなり「特別扱い」になりそうだ、と伝わっているようで、
これがポルトガルなど周辺国の不満に繋がりそうとかなんとか、そんな話も出ているようです。
まあ、スペインは何が何でも救済しないとエライコッチャってことね。
ゆくゆくはユーロはリーマン後の安値を割り込むと思っていますが、
目先はこのドル高の流れにのって、ちょっと買い戻しが大きくなるのでは、
と思っております。。。
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