8月15日は米債の償還、利払いから円高になりやすいなどと言われてきましたが、
今年は全く逆です。円安です。
そもそもどの程度の利払いとなるかは事前に把握できるため
その分はこのタイミングでなくても別途レートのいいところで
ドル売り予約することもできますし、それを再投資することだってある、
ということで、近年あまりこれが理由だと考えられる
円高にはなりにくくなっていたこと、
また、今年の場合は安住っちリスクと呼ばれる介入警戒が強まっている
ことから、アノマリー通りに8月円高とはならないんじゃないか、
と思っていましたが、、、まだ8月が円高で終わるか円安で終わるかは
あと半月ありますが、「8月15日の円高」は来年以降も
意識しなくてもいいかもしれません。
そして今年は、「ドル高」要因が加わりました。
米系指標が予想よりいいということで、ドル買加速となっているんですね。
つまり円売り。
昨日の米7月小売売上高、卸売物価指数が予想よりいい。
QE3も後退か?米国10年債利回りも上昇してきています。
金利差からのドル買が加速している、という状況ですね。
ただ、今夜の指標はあまりよくありませんでした。
今夜は消費者物価指数、NY連銀製造業景気指数。
◆消費者物価指数(7月)
前月比横ばい(予想0.2%上昇)
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数
前月比0.1%上昇(予想0.2%上昇)
◆NY連銀製造業景気指数(8月)
結果 ▲5.85(予想7.00)前回 7.39
NY連銀製造業景気指数は予想外のマイナス、
CPIも予想を下回りました。
→これを受けて一転ドル売り、円高 79.03→78・59円
40銭くらいかな。。。
そしてなぜかユーロドルも急落、再び1.23割れ( ´゚д゚`)アチャー
でも、ドル円は上に行きたがっているようです。
この数字を受けて急落したものの、ほぼV字回復です。
指標が出る前の水準を回復してきました。
今夜のNYクローズで79円台にしっかり乗せてくれば
円安トレンドに入ったとみてもいいんじゃないかな。
問題はユーロですね。
10日の安値1.2240を割りこまない限り、強気継続で保有とします。
ちょっと今回粘りすぎですかね^^;
31日のジャクソンホールのバーナンキ氏発言待ちって相場になるか、
夏休み明けのメルケルさんが何か発言して市場が荒れるか、
ちょっと目先は材料が乏しくて、9月のイベントまでは
何を手がかりにして動くか見えにくいのですが、
米国債金利が上昇してきている、という変化は大きく、
ドル高がじわじわ進みそうですね。
う~ん、だったらユーロ安じゃないか。矛盾してるな、自分。
欧州からまた何かリスクが飛び出さない限りは
リスクオン気味に動くものと妄想中。
だからユーロも買い戻されるんじゃないかなー・・・
すっかりポジショントークになってますね(笑)
10日の安値割れで撤退かな。
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