2012年8月23日木曜日


本日、ギリシャのサマラス首相とユンケル議長の会談があるっていうんで
ちょっと警戒されているのかな?
あ、それとも米FOMC議事録の発表を控えての警戒かな?

ドル円が79.10円台までジリジリ下げています。
米国債10年物利回りがまた落ちているようですが、
にわかにリスク・オンムードが広がり、ちょっと一呼吸も
必要な局面でしょうね。

ドル円が弱含みなので、クロス円のユーロ円も引っ張られて
じり安ではありますが、チャート的には上昇トレンドを継続しています。
ユーロドルはレンジに入ったようですが、下げてはいませんね。

しかし、1.2480にはスケールの大きい売り注文が並んでいるという話。
1.25には先週のYMTVで荻野金男さんが指摘していた中国ネームの
ダブルノータッチオプション、オプションの売りもあるそうな。
これをこなして上がれば本物ですね。

一旦1.2302のユーロドルロングは一旦利食ってしまおうかとも
思ったりしますが、腰を据えて行きましょう。
1・24割れがあればいい押し目と、買います戦略継続で。

私、トレーディングが下手なので、一旦降りると
再エントリー失敗するのよね。
とうもろこし相場がいい例。
底値近辺で買いを仕込んでいて7月急騰したのに
最初の三空の高値7㌦近辺で利食っちゃって、
押し目を待っていたのですが、
押し目待ちに押し目なしでその後もするする上昇。
今じゃ8.37㌦ですよ。(´・ω・`)

ユーロドルもこんなことになりそうなので、根っこは
保有したまま乗せていく戦略で行きます。


今日はユンケル議長が
「トロイカ調査団が提出する報告書を待っている状態だが
それを受け取り次第、ギリシャの歳出削減策の期限延長を含む決定が
なされる。10月前に我々が決定を下すことはないだろう。」

という趣旨の発言をしており、なんだ、まだまだ先じゃないか、
という感想を持ってしまいますが、
今のところこれがネガティブに反応している様子はありませんので、
問題が先延ばしされてちょっと安心ってムードになるのかしら。

今夜のユンケル議長とギリシャ、サマラス首相のの会談では、
サマラスさんから115億ユーロ規模の債務削減期間の2年間延長を
正式に求めるということが話合われるらしいとかなんとか言われています。
これがどのような形でマーケットに伝わってくるのか
わかりませんが、やはりマーケットを動かすことにはなるでしょうね。

今週はこんな要人会談が多すぎますので
いちいち気に留めていたらポジションが持てないので、
トレードはテクニカルベースで冷静に保有しておこうと思っています。

23日(木)メルケル独首相・オランド仏大統領
24日(金)メルケル独首相・サマラスギリシャ首相
25日(土)オランド仏大統領・サマラス・ギリシャ首相

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