FOMC議事録でこんなに動くとは思ってなかった-。
FOMCじゃなくて、議事録ですよ、議事録。前回の。
ま、動いたといっても為替市場でドル売りが出た程度で、
株がそれほど大きな反応をしたわけではないですが。
前回7月31日から8月1日に実施されたFOMC。
新聞のリーク記事などから一部には緩和の期待もあったようですが、
大方は何もないだろう、との予測で、結果も何もなし。
それほど特筆すべきFOMCではなかった印象ですが、
その議事録で、かなり踏み込んで緩和について話されていたことが
明らかになり、また早期緩和への期待が盛り上がって来ました。
モーニングサテライトではJPモルガンの佐々木融氏が
9月にQE3を実施する可能性に言及したようで、
今日のFOREXRADIOでも、話題はほぼ昨晩のFOMC議事録一色に。
多くの(many)」メンバーが「近いうちに(fairly soon)
追加緩和措置の可能性を示唆したということですが、
これが話合われたのは8月発表の7月米雇用統計の前ですし、
このところのリスク・オン相場のトリガーとなったとも思える
7月米小売売上高、卸売物価指数などの米指標の好結果をは
反映されていない時点であったことを考慮しなくてはなりません。
また9月のFOMC本当にQE3をやるならば
(fairly soon)ではなく(very soon)という文言を使うだろう、
という指摘もあるようですから、あまり過剰反応すべきではないとも
思います。9月にやるか、やらないかが大事なのではなく、
ここからこの相場にどう乗ろうか、ということのほうが大事。
緩和→ドル安 思惑でドル円はスコーンと78円台に叩かれ落ちてしまった
のですが、私の持っているユーロドルもシャキーンと1.25を超えてくれたので
個人的には悪くないんですが、もっと買い増ししたかったのが
買えずに上昇しちゃってます^^;
ドル円も、78円から下は安住っちリスクがあることに変わりはないですし、
再度買うにはいいことろに下がったんじゃないかと思います。
79円台値固めには失敗しましたが、
リスクオンなら円安でいいのではないかしら。。。
ただし、あんまり長いこと引っ張らないように。。。とも思っていて、
GSがユーロドル1.3などと言い出すとちょっとしらけます。
その前に落ちるだろうな、と思ってしまう。
まだ、ユーロドルのターゲットは定め切っていませんが、
緩和期待もあまりに過剰になると危険かな。
独デイ・ウェルト紙が
ECBが9月6日の理事会で
「シークレット・イールド・ターゲット」を含む、
複数の国債買入政策を検討する模様だ、と報じています。
なにそれ?
「シークレット・イールド・ターゲット」?
説明によるとECBが秘密裏に設定した利回り水準を
下回るように国債を購入する政策なんですって。
この政策が次回のECBでどのような効果をもたらすか
検討される模様だというお話。導入する、という話では無さそうです。
あくまで検討。
しかし、中国は悪いですね。今日発表の
HSBCのPMI(中国製造業購買担当者指数)速報値は
47.8と7月の49.3から低下。
どうやらオージーの頭を抑えているのは中国ですね。
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