2012年8月4日土曜日


やはり水星の逆行期は荒れますね。

7月の雇用統計はまさかまさかのポジティヴサプライズ。

NFP(非農業部門雇用者数)は
市場予想の+10万人に対して+16.3万人

※ただし前月6月分が8万人から6.4万人に下方修正

10万の大台に乗るか乗らないか、というところが焦点だと
予想されていたのに、ぶっちぎりの16万台、
あれ?今回ばかりはADP雇用統計に近い結果でしたね。
いつもはアテにならない、、、とされていますが。

数字がかなり良かったということで、素直にリスクオンです。
米株は大きく上昇、ドル円やクロス円も上昇しました。

が。

腑に落ちないのがユーロドルとコモディティ。
ユーロが1・24㌦近くまで買い戻されています。
昨日のECB理事会の発表直後の高値ですね。
(これが騙しの高値、その後倍返しの急落でしたが)

素直にドル買によるドル高だ、ということなのかもしれませんが、
米雇用統計が良くても欧州が抱える問題は全く進展があるわけでは
ないですものねぇ・・・。
リスク後退でユーロショートを買い戻している、
と解説されればそうなのかもしれませんが、
こんなにユーロ高になる、ってのが「この材料からみると」
不思議で、予想を超える動きです。

でもね、私、そんなユーロドルを発表直後に買ったんです。
昨日ECB後のの急落から自律反発していたから。
雇用統計直前にちょっと調整していましたが、
これが再上昇に向かうだろうな、と思って。
1・22642㌦でロング。

というのは、あまりにも昨日のECBの結果を受けて
解説が総悲観だったから。

私を信じろ!とまで言ったドラギ総裁ですが、
ECB理事会には間に合わなかったようで・・・
期待値が高かったECB、政策の変更は無し。
こんな事ってあるんだ・・・・
まさか何にもでないとは。
イタリア出身のドラギさん、リップサービスが過ぎただけ?

ECB後の市場関係者の声を拾っていくと、
皆がユーロは下がるしかない、という解説に偏りすぎていたの。

んん?!この空気、上がる直前の空気だわ。
と思ったわけ。(ただの天邪鬼とも言うけど)

あれだけの失望にも関わらず、ユーロは1・20割れずに戻ってきた、
というところに何か「もう下げない」力を感じたというか。

ただ、この雇用統計の結果受けて
こんなに上昇するとは思いませんでした。
そういう意味での整合性が自分の中で取れないのが、
釈然としないところではあるのですが、
相場って、全て見通せて取れるってもんじゃないものね。
見通せるくらいならもっと勝ててる(笑)

そして、もっと解らないのががコモディティです。
雇用がちょっと期待以上に伸びたからって
そんなにリスクオンになります??

原油も金も大きく買われています。
原油ショートの私はちょっと・・・^^;
(ただ、90㌦台でコツコツ売り戦略です。
100㌦までは耐えられるサイズ)

コモディティ市場は干ばつを理由に買われている穀物を
除いては、金融政策相場になっており、
特に金などは、緩和への期待が高まると上昇、
剥げ落ちると下落といったわかりやすい相場になっていました。
その金が上がるということは「緩和期待」が高まる時なんです。
でも、今日の雇用統計の結果は緩和期待の後退でしょ??

ここがどうにもわかりにくくなってきた。

この数字でQE3への催促、期待が後退しないものなのか?

すでに、リッチモンド地区連銀のラッカー総裁が
雇用統計を受けて、2014年末以前に政策金利を
引き上げなければならない可能性があるとの見解を示した
というニュースが。

い、いくらなんでも早すぎない?!
9月にもQE3やらないとダメだろう、というムードだったのに。
引き締めの発言が飛び出す程の雇用統計のポジティブ・サプライズ。

8月31日にはジャクソン・ホールにてFRBの経済シンポジウムが
ありますが、ここでQE3を示唆する可能性は低くなった、ということ。

QE3ナシで、雇用統計が7月大きく上振れしただけで
相場は支えられるんでしょうか。
激しく疑問です。
だから今日の上昇はちょっと怖い。

思い切り雇用統計が悪くて上がっていく相場なら
わかり易かったんだけどな。

というわけで、直感だけで買ったユーロドルですが、
週末リスクを避けるために手仕舞って寝ることにします。
今、1.2377ドルで利食いました。

※報告忘れてましたが、その前に買っていたユーロドルは
フレックスラジオ終了後、暑気払いの飲み会が始まる前に
手仕舞いました。だから昨日の急落も怪我せずに済んでおります。

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