今日は豊商事YMTV為替デスマッチ会場セミナーに
沢山の方にご来場いただきました。
月曜週初の夜だというのに本当にありがたいです。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
その後のFOREXRADIOのオフ会でも、大倉キャプテン、だいまんさんは勿論、
YEN蔵さん、横尾さん、大塚さんも合流して出演陣勢揃いの中で皆さんと楽しく
お話しさせていただく機会があったことを感謝しております。
ありがとうございました。
さて。
反日デモは表面的には沈静化しているように見えます。
しかし今日の日経平均株価などは
中国経済の恩恵を受けやすい業種の売りが目立ったとのこと。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MATQFN0UQVI901.html
↑このブルームバーグニュースからポジショントーク的に都合のいい部分を
抜粋しますと・・・・
~中国景気の底打ちは、「Ⅴ字型というよりL字型になりそう」と言う。
中国の製造業者と小売業者の売り上げに対する楽観的な見方が3カ月前に比べ後退し、人員削減に踏み切る企業が増えていることが米連邦準備制度理事会(FRB)のベージュブック(地区連銀経済報告)をモデルにした米CBBインターナショナルの調査で分かった。
同調査は、中国の製造業活動や貿易、小売売上高の伸びが7-9月に減速していることを示す経済指標に基づくもので、経済成長率が7四半期連続で鈍化し、年間で22年ぶりの低成長に陥る可能性を示唆している。中国国家統計局の邱暁華元局長は22日、中国の経済成長率が7-9月に7.4%に低下する可能性がある、と発言した。
今回の反日デモが日系企業の賃上げ要求につながり、
操業停止状態とも伝えられています。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120924/mcb1209241216012-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120922/fnc12092222160002-n1.htm
中国当局は目立った反日デモの抑えこみには成功したかに見えますが、
尖閣の問題から国民の不満となっている冨の格差へと問題が
シフトしているようです。
こうなってくると、尖閣問題、反日官製デモといったガス抜きとは
様相が異なってきます。
これがジワジワ効いてくるとなると
日米欧が金融緩和という外部要因でマーケットを支えても
実体が更に冷え込んでしまうわけですから
楽観はできないというシナリオで、
これがダイレクトに響くのはリスクオン時にはどの通貨よりも買われ、
リスクオフ時にはどの通貨よりも売り込まれる豪ドル
なんじゃないかと思って見ているのですが・・・。
先週1.0500ドルを超えて上昇してきた時には苦しかったですが、
1.0500ドルでは更に豪ドルを売り増しています。
ほんとは損切りライン?!かもしれませんが、このシナリオを捨てきれず
ナンピン状態となったわけですが、週明けから下げてくれてホッとしております。
ターゲットはパリティを割り込むところまで・・・と思っていますが、
利食いは状況次第で変わります、あしからず。
ということで、ダウ平均なども売ってみたい気持ちが出てきていますが、
何しろ大統領選挙まで後1ヶ月。それまではなんとか支えられるかもしれません。
それってまるで誰かが株の買い介入をしているかのような言い方ですが、
なんだかダウ平均ってチャートを悪化させないように?
引きにかけて上げて終わることが多く、何らかの力が働いているように
思えてなりません。選挙戦を睨んだ値動きに見えますので
選挙前はあまり積極的に売り向かいたくはないですね。。。
原油なぞは下げてくれた方が良いわけですから、
原油の売りってのはいいかもしれません。
戦略備蓄の放出もサウジの増産というのも原油を下げさせたい方便じゃないかと。
こちらは下がって困ることはないですものね。
中国景気の後退となれば原油も下目線で合致しますし。
というわけで原油は90ドル台でちょっとづつ売っています。
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