リスク・オン?!なんでしょうか。
ドル円も78円後半まで円安に。
ユーロドルも1.30台乗せのユーロ上昇。
豪ドルもレンジ半ばくらいまで戻って来ていますね。
ドル円の堅調は
昨晩の9月の米小売売上高が前月比1.1%増と
市場予想平均の前月比0.8%増を上回ったことなども
材料視されているのでしょうけれど、
(米長期金利上昇でドル買い)
一節にはソフトバンクのスプリント・ネクステルの
巨額買収に絡んだドル買を期待した思惑も
ドル円の下値を支えているという指摘も。
あるいは30日の日銀の金融政策決定会合では
追加の金融緩和策が発表されるという思惑が
円売りに繋がっているなんて指摘もあります。
30日の日銀では展望リポートが出ますが、
ここで初めて2014年の消費者物価見通しが
示されるということで、これに合わせて追加策が
発表されるのではないか、ということのようですが、
30日でしょ。こんなに早く追加緩和の期待を織り込み
始めたら息切れしちゃうんじゃないの、、、って思います。
こうして市場の期待と思惑が膨らんだら
その予想を上回る政策が出ないことには結果失望に
繋がってしまいますので、円安を望む側としては
期待がかかるのはあまりよろしくないことですよねぇ。
M&A絡みとか追加緩和とか思惑はいろいろあっても
テクニカル的には79円ラインは非常に重い抵抗ラインと
なっていますので、ここを抜けないことには
思惑は思惑に終わる結果となりそう。
一度売ってみるのも面白いポイントじゃないかな、、、。
そしたらクロス円も下がる??
あ、、ポンド円うるのはこういうとこなんだわ。
レンジブレイク狙って下限で売って失敗。
ドル円のレンジを逆バリするポイントが
売りどきだったんだなぁ・・・と公開しきりです。
ユーロがドイツのZEW景況感指数が良かったとかなんとかで
上がったという解説もありますが、
ユーロについてはスペインがEU首脳会議前に
支援要請するのではないかという思惑が
ユーロ買いに繋がっているという見方がありますね。
首脳会議は18日木曜からです。
でも21日日曜はスペインの地方選挙。
選挙前に支援要請は選挙に不利ですものね、なさそうだなぁ。
しかしながら緊縮圧力は弱まりつつあるようです。
IMFとドイツ政府は財政再建よりも成長路線に軸足を置きつつあるため、
EU首脳会議において、これまで厳しく求められていたギリシャや
スペインに対する財政緊縮策が緩和がされるという予想もあって、
これがユーロにポジティブに働いているようです。
また、今夜のユーロの急伸の背景には、ドイツ議員らが
「ドイツはスペインがESMに予防的与信を求めることに
オープンである」との見解を示したと伝わったことが材料視された
というニュースも。
思ったよりユーロは上がるのかもしれませんね。
ドイツが柔軟性を持ち始めたこと、、、、
環境が変わりつつあることを
甘くみないほうがいいような気もします。
となると。
やはり大倉キャプテンの言っていたように
リスク・オン全開!な相場になっていくんかな。
ヒョエー
今夜もポジションはありません。
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