10月、今回発表分から調査法を変えて精度を高めたというADP雇用統計が
良好な内容であったこと、そして大統領選挙の直前の雇用統計であることから
悪い内容にはならないだろうなぁ…と思っておりましたが、
2日金曜に発表された米10月雇用統計、良好な内容となりました。
選挙前だから、、、ってのは穿ったみかたですけれどね。
NFP非農業部門雇用者数は+17.1万人(予想12.5万人)
8月と9月の雇用者数も計8.4万人上方修正。
失業率は前月の7.8%から7.9%に上昇も予想通り。
職探しを再開した人が増えたことが主な原因。
9月に失業率が低下したのを見て、
失業者が職探しを再開する気になったのではないかという指摘も。
大型ハリケーン「サンディ」の影響から雇用統計の発表が
危ぶまれたりもしましたが、実はハリケーンが来る前に集計が済んでいたとか。
しかしその影響は次回の雇用統計に反映されることになりますよね。
被害から仕事が続けられないということもあるでしょうし、
一方で建設関連などは復興に伴い雇用が急増する可能性もあるわけです。
ただし、大統領選挙が終わっているので、どんな数字になろうと
マーケットの関心は今回ほどではないかな、、と思いますけれど。
この雇用統計の結果を受けて、ドル円相場は一時4月29日以来の高値となる80.68円まで上昇しました。が、米株は高く始まるも下落に転じ、
終盤はリスク・オフ?!なムードに。
株価が下げるもんだから、ドル円にも調整ムードが波及したんでしょうか。
結局高値からは値を削って引けました。
週明けは大統領選挙ですものね。
リスクを回避しておこうというポジション調整でしょうか。
ファンドの決算に絡むポジションの手仕舞いムードもあるようです。
大統領選だけじゃなくて中国共産党大会やECB理事会、G20も今日開幕です。
材料は目白押しですが、ドル円のロングポジション、どこまで
キープしようか今考えているところ。。。
あ、ユーロドルは軟調ですね。
ドル高だからだと解釈していますが、
ユーロドルのロングはコストで撤退しています。
今持っているのはドル円とユーロ円のロング。
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