2012年12月10日月曜日


先週末の11月の雇用統計は瞬間ポジティブ・サプライズ?!
な数字に捉えられたようですが、中味をじっくり吟味していくうちに
失望にかわり、ドル買いは一瞬に終わりました。

NFP+14.6万人は事前予想平均の+9万前後に比べると
凄くいいように思えましたが、
9月分が1.6万人、10月3.3 万人それぞれ下方修正されていました。
均してみるとそれほど良いわけじゃないし、
ハシャいでドル買いするほどのインパクトじゃないわよね。

ってことと。

同時に発表された11月の失業率は7.7%。
一見すると10月の7.9%から比較して
良くなっているので好結果、という判断をしてしまいがちですが、
これって労働参加率の低下が原因なんですねぇ。
10月の63.8%から63.6%に低下していることから
諦めて雇用市場を去った人が増えたことで
失業率を計算するときの分母が小さくなったことが失業率改善の背景。
これも後にジワジワドルが売られる材料となってしまったのでしょう。

そもそも今、雇用統計ではトレンドができる相場じゃなくなっちゃってますよね。
瞬間のボラティリティを取るイベントと化してしまっている感じ。
だって、もうアメリカの金融政策って行き着くとこまで行っちゃってるわけで
雇用統計がそれを催促するような指標ではなくなっちゃった。
そこそこいい数字になっているしね。
今度はいい数字が続いた挙句に「出口戦略」がマーケット関係者の
話題となることが再度注目されるイベントとなってくるように思います。

市場は雇用統計に失望し、ドル円相場は行ってこいに終わったのですが、
今度は年内で終了するツイストオペの代わりに12月11ー12日のFOMCで
何を発表するのか、が注目されているようです。
新たな緩和措置の思惑がドル安に繋がっているとの見方もあり、
特に強い材料があるわけでもないユーロドル、ポンドドル、オージードルなどが
月曜夕方からジワジワ上がり始め、一方でドル円がジワジワ売られ始めています。

ドル安が今週頭のテーマのようですが、安倍トレードによる円安って
もう賞味期限が切れちゃったのでしょうかねぇ。
11月22日からレンジ入りしちゃっているので、安倍トレードによる円安って
わずか8日間くらいだったのよね。
もう1段の円安があるのかどうか・・・
今週末の選挙までは円安って見方が大勢だったけれど、
そこまで持たないってのも、皆が言うようにはならない相場のセオリーだわね。

先週末に80.16円で買ったドル円相場、雇用統計で跳ねた瞬間にでも
利食いできれば立派でしたが、週をまたいで持ち越しちゃって、
今日80.42円で利食いました。下手くそ(´・ω・`)

ドル安が来そうなので、ドル円ではなく
今日はユーロドルとポンドドルをちょっと買ってみています。

ユーロドル1.2930ドル
ポンドドル1.6073ドル

ちょっと上がってしまったところを追いかけちゃったんだけど、
大丈夫かな・・・。
一応、RCI15分が綺麗に買いサインが出ているのを確認して買ってます。

イタリアのモンティ首相が週末に辞任したことを嫌気して
ちょっとユーロは週初に窓開けして下落してスタートしていたのですが
この窓を綺麗に埋めてきたことも、強気で見ている背景。

さて、FOMCまでどこまでドル安進むでしょうか。

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