2013年1月21日月曜日


先週末18日はオバマ政権1期目の最期の取引でした。
今日21日に2回目となる就任式を迎えます。
そして、その週末のダウ平均は5年1ヶ月ぶりの高値をつけました。

オバマ政権下でダウ工業株30種平均は71.71%上伸し、
4年間の単一任期期間としてはクリントン大統領の1期目111%以降、
最大の上げ幅だったのだそうです。この4年はリーマンショックからの
立ち直りの期間でしたので、スタートがあまりに悪かったことを
考えれば当然だろうとも思いますが、
それにしても、リーマンショック以前の水準にほぼ近づいている、
ということにはちょっと違和感があったりします。
お金をばらまいた結果の金余りが生んだ水準ですから、
単純にリーマン前の水準と比較して同じレベルにあることを
否定はできませんけれど・・・。

下院共和党が来週、政府の借り入れ権限を
3カ月間延長する案を採決する計画が明らかになり
買いが優勢となりました。
延々延長してればOKなんじゃない?!
凄い名案だねっ。

と皮肉の1つでもいいたくなる流れですが、
先延ばしされることが材料で株価が上がるのですから、
この相場、逆らっちゃいけませんね。

流石に今日の日経平均は
寄り付きこそ窓を開けての上昇で10941.45円を付けたものの
急速に利益確定とみられる売りに下げに転じています。
そりゃ、明日の日銀の金融政策決定会合を見極めたいですものね。

ドル円相場も90.25円まで高値があったものの
その後急速に下落に転じ89円台50~60をウロウロ。

ここ、買っていいかな??
明日の日銀でドカーンと上がる気もしないでもないのですが、
ドカーンと下がるという当たり前の(材料出尽くし)って
相場になる可能性も否定出来ないので、手を出さないことにします。

明日の日銀ですが、追加緩和があれば
2003年5月以来の2会合連続となります。

市場は物価上昇率目標2%を掲げることは
当然として織り込んでいますが、
物価目標に到達する具体的な手段を見極めたいといったムード。

資産買い入れ基金10兆円増といったところでしょうか。
(中には30兆の予想も)
買い入れの期限を定めない「無期限(オープンエンド)で」
という文言が入るかどうかに注目が集まっているようです。

安易に売る相場ではないのですが、イベントで下げてくれたら
買いやすい。皆がそう思っているので、
余り下がらずにこのまま上を目指す、、なんて展開になりそう。。。
だからといって今から買う勇気もなかったりします。

今日はこれから新年会ですが、今夜は雨または雪予報。
このメンバーで集まる時は100%雨なのです。
だれか強烈な雨女(男)がいるんだわ、きっと。
その強烈なパワーを相場予報には使えないだろうか・・・

あ、こんなことを書いていてちょっと思い出したけど、
オバマ政権1期目就任直後って株価凄く下がったよね。
今日2期目就任式・・・。考えすぎ?!

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