2013年1月8日火曜日


昨日ユーロドル売っちゃったのに(´・ω・`)

今日ユーロに買い材料が、なんと日本から飛び出しました^^;

麻生財務大臣の発言がユーロ買い円売りに繋がったのです…。
こういうユーロ買いもあるんだってこと、想像できなかったなぁ。

■「欧州安定メカニズム(ESM)が資金調達のために発行する債券を
日本の外貨準備を活用して購入する」と麻生さん。
財務省幹部は「早ければ8日にも購入を実施する公算が大きい」
との見方を示しています。

ESM債の購入は行き過ぎた円高の抑制につながるとみられており、
この発言を受けてユーロ円が急伸しました。
でも、一時的な動きに終わっていますね。
これが継続したユーロ買い材料となるほどのものではないのですが、
今、日本の要人が何か話すと異常な程に反応する地合いであることは
変わっていないようです。ヘッドラインリスクは常に付きまとっている
相場だということを思い知る動きでした。

そうでなくても、昨晩売ったユーロは今朝起きてみたらなくなって
いたんですけれどね(笑)売るならドル円でした。。。
ユーロドルはロスカットです。

ドル高となることが今回のユーロドル売りの理由でしたが、
昨日あたりから調整気味の地合いとなっており、
ユーロが巻き返され、そして円も巻き返されています。
それほど大きな動きではないものの、
参入のタイミングとしては最悪でした。。。
トレンド休憩の時にトレンドに乗ろうとしたわけですものね。


昨日のNY市場で米株も下落、日本株も流石に買いの勢いが止まり、
調整基調が強まってきたか?という中で、ドル円相場も
今朝、87円23銭まで下落していました。
つまり、先週末金曜日の雇用統計発表後の安値を割り込んで
しまっているのですが、かといってスコーンと気持よく
下がるでもなくレンジ相場が続いています。


今日8日は、安倍政権は経済政策の司令塔として新設した
「日本経済再生本部」の初会合が開催されました。

昨晩、毎日新聞の電子版が
「物価上昇率2%目標の導入について日銀は達成時期を明記せず、
具体的な制作手段にも踏み込まない」と報じたことが
朝方蒸し返される格好で、87.23円までの円高が進行した、とも見られています。

ここからのドル円相場は
21-22日の日銀金融政策決定会合での物価上昇率目標2.0%が
本当に盛り込まれるのか、政策協定や共同文書などがどのような
内容となるのか、具体策などに目が向けられていくでしょう。

更なる買いを入れる前に85円台くらいまでの調整があれば
解りやすいのですが、なかなか崩れてこないのがやりにくい。
そう解りやすい形での押し目はないのかしら・・・。

でも、こんなネタ(円高リスク?)もあります。

米無線通信会社クリアワイヤの株主クレスト・ファイナンシャルが、
ソフトバンクによるスプリント買収を阻止するよう
米連邦通信委員会に求めたというニュースがありますが、
これ、円高要因になるかもしれないんですね。

もし、本当に買収が阻止された場合、
買収金額200億ドルとも言われていますが、すでに購入済みの
ドルが売却されることになる可能性が。
どの程度ドルに替えているのかわかりませんが、
買収がなくなればそのドルは円に戻すということですね。

また昨年10月以降で10%円安が進むというペースとなっていますが、
このペースで円安がどんどん進んだ場合、
輸出企業が同じペースで業績拡大するとは限らないとの指摘も
出てきています。行き過ぎた円安はこれまでの円高に耐えうるように
構造的改革を行なってきた輸出企業にとってもデメリットである、
という見方ですが、そうなってくると、
今度は政府日銀が円買介入をする日も来るのかもしれません((((;゚Д゚))))

それから米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズが
「日本のリフレ政策による景気浮揚にはハードルがまだ多い」
「デフレ克服に向けた過去の日本の行動は十分でない」
などの見解を示して遠くから石を投げているようですが、
今のところ目立った反応はないようです。。。。

ひとまずレンジ相場にはいっちゃった、って感じかな?!
ユーロドルは早々に撤退して再び様子見ですーー

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