日経平均株価は6営業日ぶりに反落。結構な下落になりました。
213円43銭安の11046円92銭(1.90%)とな。
昨晩の米国株、ダウも弱かったですし、ドル円、クロス円なども
調整していましたので、こうなることは明白でしたが、
その引き金を引いたのは欧州でした。
スペイン10年債利回りは昨晩12月半ば以来の高水準となる5.45%をつけました。
イタリア10年債も15bp上昇の4.48%へ。
スペインでは、ラホイ首相率いる与党国民党が不正献金を受け取り、
その資金が首相や党幹部に流れていたとの疑いが浮上、首相の辞任を求める声が上がっています。
スペインの失業率は26%台。緊縮財政を進めてきた政権与党の不祥事で
国民の緊縮財政への反発が懸念される事態に陥っています。
また、今月24、25両日に実施されるイタリア総選挙ですが、
納税者への現金払い戻しなどを掲げるベルルスコーニ元首相が率いる
中道右派連合の支持率が回復していることがよくないのだとか。
ベルルスコーニ氏が首相に返り咲けば、モンティ首相が実施した
保守的な財政政策を撤回することを公約していることが
保守的な財政政策を撤回することを公約していることが
懸念されているようです。
政局・・・ですね。
長引くとは思えません。
好調続くマーケットに利食いのきっかけを提供したことには
違いありませんが、これが決定的な材料となっての崩落を
期待すると痛い目にあいそう。
だって、今日夕刻(5日火曜18:00頃)ユーロ急反騰していますもの。
材料はなんでしょうねぇ。
スペイン非製造業PMIが2011年6月以来の高水準だったこと?!
結果47.0 (前回:44.3 予想:44.1)
スペインのPMIねぇ、これまでウォッチしたことなかったけどなぁ。
そして先ほどこんなニュースも
日銀の白川方明総裁は5日夕、日銀副総裁の任期が満了する3月19日に総裁を辞任する意向を表明した。安倍晋三首相と首相官邸で会談後、記者団に語った。4月8日の任期切れを待たず、前倒しで辞任するものだ。2人の副総裁の任期と合わせる。
ユーロだけではなく、ドル円、クロス円でも同じタイミングから
円安急激に進行しているのよ。
だから、こっちのニュースに反応しているのかもしれません。
激しい動きだな@
しかし、もう少し深い押し目がほしかった。押し目浅いなぁ。
買い足してないじゃない。もう~
でも、昨日の下落であわててロングを落とさず正解かな。
ドル円ロングは継続。もっと下がることがあれば追随買い。
それと今日はオーストラリア準備銀行が政策金利を3.00%に据え置き発表。
これは市場の予想通りの結果ですが、一部に利下げを予想する向きもあり、
発表直後に1.0452-57米ドルまで豪ドルは買われたのですが、
しかし声明で「現時点のインフレ見通しに基づくと一段の金融緩和の余地ある」
などとされたことが伝わると一転売りが優勢となりました。
豪ドルも、夕刻からのドル円93円台回復の上昇に合わせて上昇中。