2013年2月15日金曜日


山本議員の発言で為替が動いたですって
(・・・・誰?!)

もういい加減、市場もそれほどワタワタしなくなったみたいですが。
こんな発言がヘッドラインとしてセンセーショナルに
報道されるって流れに辟易としているという投資家も多いんじゃないかしら。

※自民党の山本幸三・元経済産業副大臣
「通貨安競争は問題ない、1ドル=95-100円が適正水準」
との考えをブルームバーグとのインタビューで示した。

G20も控えているというこのタイミングで、またしても
日本の要人は為替水準に言及してしまったわけですが、
なんかG20ではキッツイお灸をすえられるんじゃないか、という
懸念も広がっているようにも思います。

噂レベルですが、G7緊急声明で日本の政策問題ないとした
麻生さんの発言があった数時間後に
「声明は誤解されている、G20では日本の円安が議題にのぼる」と
G7の匿名の高官が発言したのってニュースでドカンと円高に振れましたが、
その匿名の高官って、
いつまでたっても為替水準をペラペラ喋ってしまう日本の政治家に
苛立ちがあった米国サイドの、しかも、あのブレイナード財務次官だった、
なんて話もあるみたい。

今週の3連休明けのドル円相場が急騰して始まったのも
「デフレからの脱却を目指す、日本の努力を支持する」と表明
したからなのですが、日本に一定の理解を示し援護発言をしてくれた
ブレイナードさんの発言が「匿名の高官」の発言として伝わったのだと
したら、これは本当にお灸を据えるのが目的だよね。きっと。

それなのに、です。山本さん・・・・。
まだ円安誘導と批判されてもおかしくない発言をしてしまうとは。

G20は要警戒・・・・だからこそ
戻ったところは売られる流れに変わっているようです。
ドル円相場は92円台へと下落しています。

また日銀総裁人事ですが武藤敏郎・大和総研理事長を中心に
絞り込みをしている、と伝わってきています。
これも足元では円高要因とされている模様。
ここにきて、一部関係筋からは民間出身の候補者の起用はあり得ないとの
指摘も出ているとかで、財務省出身の武藤さんが有力なんだとか。。。。
となると思い切った緩和は期待できないとする見方から
これまでの円安の修正がはいるかもしれません。


また、歩調を合わせてこれまで買われてきたユーロも弱含み。
10-12月期の仏・独国内総生産(GDP)速報値が
前期比0.6%減、前年同期比0.4%増となり、
市場予想平均をいずれも下回りました。

また10-12月期ユーロ圏GDP速報値も
前期比0.6%減、前年同期比0.9%減、
市場予想平均をいずれも下回っています。

加えてECBのコンスタンシオ欧州中央銀行副総裁が
「マイナス金利は常に可能だ」と発言したこともあって、ユーロ売りが加速。

これまで買われてきた日本株も一服、ダウ平均も上値が重くなってきており、
いよいよ調整入りなんじゃないか?というムードも漂い始めていますね。

そうはいっても、短期的な水準調整があるだけで、中長期ではロング目線は
変えていません。どこかで買いに回ることを視野に短期トレードで
ドル円、ユーロ円を売ってみています。
コストはユーロ円124.06円 ドル円が93.17円。

売ってからしばらくは順調に下がり利益になっていたのですが、
なんか今ユーロが急伸している。。。
なんだろうー
 どこかでの誰かさんがなんか言ったのかな?

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