2013年4月14日日曜日

日本政府は12日金曜日、TPP交渉参加に向けた米国政府との
事前協議がまとまったと発表しました。
その夜のこと・・・・
アメリカ財務省が議会に提出した為替報告書に
「競争的な通貨切り下げを慎むよう引き続き迫っていく」と明記
円安誘導をけん制するかの表現であったことがマーケットには
驚きとなり、ドル円相場は一気に98円台へと下降しました。

100円大台目前にしての失速。
そして、日本のTPP交渉参加がまとまった直後のこと。
タイミング的に「やることがえげつないな…」との
市場関係者の声もありますが(笑)

先週の黒田さんの発言で一度急落した後買い戻されたのは
リフレを目的にこの相場を演出した側からの発言で
この相場が終わることなど考えられないと見た向きが
絶好の買い場とすかさず買いを入れたためだと思いますが、
相場を冷やす材料がアメリカ側から出てきたとなると、
相場の反応は全く変わってくるかと思われますので
来週以降も注意が必要です。。。。

もちろん、安くなれば買い、このスタンスは変わりませんが、
スピードも、値幅も大きかった円安トレンドだけに、
スピード調整的な急落も覚悟しないといけない、ということで、
その下値がどこになるのかによっては
トレードスタンスを変えなくてはなりません。

私は金曜の夕方の番組が始まる前に、
どうも頭が重いドル円相場を見て、
一旦手仕舞うことを選択。

99.34円で利益確定しました。
オージー円も同じタイミングで利確。

だからと言ってドテン売りには転じていませんが。。。


北朝鮮リスクもありますし、週末のポジション持越しは
危険だろうという判断でした。
為替報告の内容には驚きです。。。
米国側からは容認されていると思っていたのすが、
米国も一枚岩ではないのでしょう。
GMなどの自動車産業からの突き上げもあるでしょうしね。

ということで、こうした米国側の自国に向けたパフォーマンス的な
円安けん制が今後も出てくることを意識しておかないといけない
と思いました。

上値を何度トライしても抜けそうにない相場になったら
上げる力が弱まっているということで、
何かネガティブな材料でも飛び出したら、敏感に売り逃げが起こる、
ということを忘れないでおかなくちゃ。

特に昨今は100円は通過点!が合言葉のようになっていましたものね。
もちろん、日柄をかければ100円突破はあるでしょうし、
通過点となるだろうという大型異次元相場ですが、
皆が前のめりになると、一旦冷やされるということです。

週末はノーポジで迎えました。

どこまで押すか?!

黒田異次元緩和策が発表された週が終わり、
翌週の8日月曜は、ドル円相場窓を開けて98円台にポーンと高寄りしました。
その時明けた窓の下値が98.07円。
先週NYの安値が98.09円。

ほぼほぼ窓のところまで下げてきました。
目下焦点はこの窓を埋めるのか、
窓は埋めず再度反発するのか、というところです。

窓にかからず反発できるなら、もうこの98円台前半は買いですが、
埋めにかかってからの反発ならば97.50円くらいまで下げるかも。
異次元緩和発表の92円台後半からの99円台までの上昇を
フィボナッチリトレースメントすると、38.2%押しが
97.30前後です。ここまで下げる可能性もありますね。

ということで、下げたら買いのスタンスは変えずに
ポイントと思われるところで少しづつ買い下がっていくという
戦略でしょうか。

ただ、気になるのは週末は商品市場が軒並み急落しているんですよね。
金、原油、メタル全般・・・・
CRB指数も再び下げに転じておりコモディティ全般が再び下げてきている
というところが不気味でなりません。

勿論その分が株に流入している、と言われればその通りですが。

また明日4月15日は欧州系ファンドの45日ルールに該当しますので、
手仕舞い売りが入りやすい日。
欧州系ファンド勢のポジションが昨今どのくらいインパクトになるのかは
疑問ですが…

米系の45日ルールは5月15日。
これらが毎年GWを挟んでの大調整のきっかけになっていることは
間違いないと思います。

ということで、いよいよ株にも調整が入りやすい時期に突入した、
と考えると、ドル円も押しも意外と深くなる可能性もあるかな。

アベノミクスからスタートしたドル円のトレンドのフィボナッチ
リトレースメントで考えるなら、38.2%押しは
92円前後、50%押しを想定するなら89.60近辺というのがポイントに。

90円台前半(さすがに90円は割らないと思う)までの調整にも
耐えられるようなポジション構築で買い下がるという覚悟で。
ここからの買はレバレッジ低めでいきましょう。

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