2013年6月25日火曜日

上海ショック…とまではいきませんが、その影響が日本市場にも影を落としています。
午前の取引時間中にリーマンショックの影響が残っていた2990年1月以来の安値に。

6月末には利付け債の償還日で資金調達ができない可能性があるとか。

「理財産品」と呼ばれる高利回りの財テク商品の償還が今月末にも行き詰まり
資金ショートで中小の銀行では連鎖破綻が起きるのではないかとの警戒。

財テク商品で集められた資金は、
正規に銀行融資を受けられない需要予測を無視した「不動産開発」や、
地方政府系の不透明な投資会社への迂回融資に利用されているようです。
短期資金ショートが続けば中小金融機関がデフォルトする懸念が広がっている。。

で、当局はこうした迂回融資を断ち切ろう、ということで資金供給を
見送っているということですね。

その影響が甚大であることに気がつけば中国も動くだろうとの見通しも出てきています。
今日の日経平均も300円安くらいまで大幅下落だったのですが、
後場大引けにかけては猛烈に戻して13000円の大台回復できるか否か?
というところまで上昇したのですが、結局大引けでは12900円台か。

世界に与える影響も小さくないことから当局がこのまま見過ごすのか、
なにか対策を打ち出すのかに注目のようです。

人民銀行、銀行監督局、証券監督委員会が、共同会議の噂も飛び出して
後場にかけて日経がもどしたんでしょうか。

チャイナリスクに市場の注目が集まる中、アベノミクスや参院選がテーマとしては
弱いムードとなっているような。どちらかというと
バーナンキ氏が出口への工程を示しただけなのに、米国債金利が急上昇、
リスク回避的な動きが出ていることが不可解。

WSJのFRBウォッチャーでバーナンキFRB議長のスポークスマンと見
なされているヒルゼンラス記者は、「市場は誤解している」と述べています。

タカ派のブラード米セントルイス地区連銀総裁は、
「緩和縮小計画を示す決定は、不適切なタイミング。緩和縮小の方針は、景気
回復やインフレが目標に向かうというより明確なサインを待って発表するのがより賢
明」と、バーナンキFRB議長の出口戦略を時期尚早と指摘。

こうした出口を巡っての要人発言でも振らされそうね。。。

今日はちょっと早まったか?とちょっとタイミングについては後悔しているのですが
豪ドル円をショート。日足のRSI、二重底に加えて短期戦が下向きに折り返してきた。
加えて中国の混乱。まだまだ下げそうな予感、、、ということで
豪ドル円89・98円ショート、90.27円で増し玉。

ユーロ円も127.91円で売って見ました。

損が広がりそうなら撤退します・・・
中期的には下がると思いますが、下がりきったところを売っているので
戻りにやられちゃう可能性が(笑)

今回の中国ショックもリーマンの時のような大暴落には繋がらないと
思っていますが、短期的には乱高下するなかで思わぬ安値を演出する材料だと
考えています。短期売り、売り込まれたところを買ってデイトレに専念ですかね。

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