2013年6月10日月曜日

日経平均、636円67銭高の13514.20円と大幅反発し、高値引けで取引を終了!!
今年最大の上げ幅よ~08年10月30日の817.86円高以来の大きさ・・・
(5・23の1000円を超える下げ幅を考えると下落のインパクトの方がスゴイわよね)

一目の雲の下限を割らずに反騰したことですし、当面の底を確認した!
と私は自信を強めているんだけれど、
「下げ過ぎの反動による修正高」とか「13000円台を固める動きとなりそう」
だなんて慎重な声も多いのね。よしよし、だからこそますます上狙いでいいと思う。

ここで皆が、さあ底入れだわっしょいわっしょいと騒ぎだしたら
その方が不安。懐疑の中で歩みだしてほしいわ、その方が長く続く。

勿論日経平均のボラティリティはまだ高いので
落ち着いたと見るには時期尚早ではあると解ってはおりますが。。

安倍首相は昨日、秋にも成長戦略を発表すると表明しています。
企業にどんどん投資してもらうための「投資減税」などを発表するとか。
これも今日の日経平均の大幅反騰に心理的にプラスとなったのかしら。

それから明日の日銀の金融政策決定会合。
追加緩和は予想されていないようですが、
日本版LTROへの期待が一部で高まっているようです。

えーと、ドラギマジックのLTROってどんなんだったけ~
と思っていたら、広瀬さんがいい記事をエントリーされていましたので
こちらのリンクを張らせていただきます。

「黒田バズーカ」第二弾と言われるLTROとは?
http://markethack.net/archives/51879305.html
「担保になるものがあれば、何でも持っておいで。
それをカタにおカネを貸します!」ってことね。
(違うか(笑)この表現、ちょっと解りやすくて面白かったので。)

大倉キャプテンのブログ(会員向け)では
長期金利の安定化のためにこれまで1年以内で行われてきた
円供給オペレーションの期間を
2年あるいは3年に延ばすことを市場は期待しています。
3年ですとあのECBが行ったオペレーションと同じになります(手法は違いますが)。

との説明。

しかし、大勢は大きな政策変更は見送られるとの見方のようです。。

4月の段階で思い切ってやったわけで、ここは動かないとテレビで
大和総研のアナリストの方が語っていたわ。
ついでに、向こう1ヶ月くらいは株価は不安定で
まだまだ株が売られる局面もあろう。
農業、医療介護、労働市場など既得権の強いところの規制緩和が必要だ、
との見方を披露されていました。

向こう1ヶ月も株価が不安定だなんて、神経が持ちません…。
いろんな見方があるから相場は面白いのよね。

期待がどれほどのものかわかりませんが、何もなかったら明日は一度
株価は下がるのかもしれませんね。でも先週の安値を割り込まなければ
大丈夫だと思っています。今日600円も上がれば明日は少し調整でもおかしくないかな。

先週金曜は雇用統計の波乱後、これは多分目先の底入れ完了だ!
と閃いて ドル円97.10円、ポンド円を150.70円で飛び乗っていますが、
今のところドル円98.76円、ポンド円は153.28円まで上昇しています。

日経平均が600円高ですものね、上がらなきゃおかしいわ。

大倉キャプテンはさらに、今日のブログでGPIFの運用方針変更について

「運用残高が120兆円ですので、1%が1.2兆円に相当します。
従って、外ものに回す分がざっと7.2兆円増えることになります。
これと合わせて、今日発表された貿易収支の赤字分が8188億円(4月分)を
単純に1年分とすると9.8兆円になります。
単純に両者を加えると17兆円の円売りになります。」

と指摘しています。勿論すぐに全部が出てくるわけではないけれど
じわじわ効いてくるとか。。
あ、会員ブログの内容あんまり引用しちゃったら怒られちゃうわ。
でも、ほんと、いつも鋭い見方と戦略で勉強になってるのよね。
他にも今日は追加緩和の可能性を高める4つの兆候、などとして
日銀にはいくらでも追加オプションがあることなどを書いています。

毎日チェックしたい方は会員になるしかないです~
http://koukailp.yutaka-shoji.co.jp/

というわけで、円売りポジションを構築した私には心強い情報。
日経平均ロングもまた中期的に保有するつもりです。

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