雇用統計の数字にはびっくりしましたね。
先週ドル買いしていたのにロスカットされてからの上昇という憂き目にあっていた私は
またどこかでドル買いをしようと虎視眈眈とチャンスを狙っていました。
これは完全に市場のムードとテクニカル判断であり、
雇用統計があんなにいい数字になるという予想を組み立てたわけではありませんが。
金曜17:30くらいに99円台にまで下落する瞬間があったのを
逃さずロング。雇用統計の後、101円到達を待たずに100・90円前後で利食いました。
しかし101円台乗せたまま高値引けとなるとは。。。強い。
でもまあ、ロングリベンジでとれたので先週はいい週末でした。
6月雇用統計
http://www.cnn.co.jp/business/35034347.html
米国の長期金利は2.7%台まで急騰、日米金利差拡大からのドル買い。
ということもありますが、驚いたのが、米株が大幅高で終えたこと。
一時大きく売られていたのですが切り返して147㌦高。
これまで米国の雇用の指標が良ければ、早期出口開始の思惑から株価には
ネガティブと思われてきました。
QE1、QE2 終了時は株価に大きな調整がありましたね。
これは先週のECB/BOEのフォワードガイダンス導入が効いているのかもしれません。
つまり、英国も欧州も「低金利政策は長期に続けるよ!」という
低金利政策の長期化を市場にメッセージとして発信したわけです。
異次元緩和をスタートさせたばかりの日本、欧州、英国も出口は遠い・・・
緩和マネー縮小に向かっているのはアメリカだけです。
日本と英国と欧州の緩和マネーが米株を支えていくのかもってことかしら。
要するに米国はドル高でも強い経済成長が出来るという思惑と期待がある。
これまではドル安で支えてきた米国経済。
輸出倍増計画なんてのもありました。
シェール革命で通貨高でも強い成長が維持できるということでしょうか。
個人的には米株は2番天井を取りに行っているだけだと思うけど。
週末金曜の動きはきっとそういう思惑があったんだろうなぁ。
週明け月曜も日本株上がるんでしょうね。
ドル円も上がる、、、と思われます。
手仕舞うの早すぎたかな?
しかし、このまま上がれば上がるほど、また売りボウ魂が燃えてきます。
短期的には買い回転でデイトレかな。
で、中期的には売り場探し。
このまま、5・23ショック前の相場に戻って第2幕が始まるとは
考えにくいと思っております・・・参院選までは高いのかもしれませんが。
勝負はその後でしょうか。
市場には9月にも出口(買入れ額縮小)という思惑がありましたが、
雇用統計受けて早ければ7月にも、という早まった期待が高まっている模様。
こういう期待と歪みが後々効いてきてなお深い下落を招くように感じております。
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