2013年7月3日水曜日

ドル円100円突破です。日経平均は14000円大台回復。
5.23ショックからチャイナリスクと懸念がシフトし
15900円台から12500円割れまで急落した日経平均。
103.70円台から93円台へと10円近く落ちたドル円相場でしたが、
本格的に落ち着きを取り戻したような動きですね。

またしても、この大型戻り相場に乗り遅れてしまって
今日はドル円100.23円ロング⇒100・48円手仕舞いのデイトレのみ。
やはり根が悲観的なんでしょうか、買うのが苦手ですね。

今日はRBAオーストラリア準備銀行の政策金利発表で、
金利は据え置きも、スティーブンス総裁が
「一段の緩和余地がある可能性」とか、
「豪ドルは依然高水準にある」とか、
「商品価格は依然として、歴史的に見て高水準」
「豪ドルが一段と下落する可能性もある」
「豪ドル安は経済のリバランスに寄与する」
なんて発言をしたものだから、豪ドル売り再開。

こりゃ売るしかないわね、ということで、豪ドルドルを0.9177ドルでショート。
一旦豪ドルは戻るのかなぁ、、、と思って見ていましたが、
この発言を見る限りでは、さらに下げさせたいわけで
次回以降の金利引き下げの思惑も高まるでしょう。

ということで、豪ドル売りはまだまだ継続、
つまり、ドル高で、ドル円ロングもまだまだ継続ってことかしら?

ヘッド&ショルダーにも見えた日足チャートですが、
右肩はかなりいかり肩になってきました。
テクニカル的には101円に大きな節目がありますが、
ここで一旦止まるかどうか。

とまらずさらに円安進めば日経平均も15000円目指す展開に?!
目先は5.23ショック以降下げた分を取り戻す動きになりそうです。
でも、高値飛び乗りには警戒中。
私は2番天井の可能性も考慮しておくべきだと思っています。

それから西原さんのメールで松崎美子さんが、欧州リスクについて
いろいろ伝えてくれています。

3日の間に2人の閣僚が辞任したポルトガル政府の問題。
それから6月トロイカ調査団がギリシャ入りしたものの一時中断されていた
ギリシャの支援金問題ですが、7月1日から再びトロイカ調査団がギリシャ入り。
合意が得られれば80億ユーロの支援金がギリシャに渡りますが、
求められる緊縮財政にギリシャがなかなか応じないとなると、、、?!
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE96100220130702
ギリシャは8月に22億ユーロの債券の償還を控えているとか。

そういえば、イタリアがユーロ圏債務危機の最中に再編したデリバティブ取引で
80億ユーロの損失を被る可能性がある、なんて不穏なニュースもありますね。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYE95P07Z20130626
だからといって、直ぐユーロ売りだ―!!と叩き売ってもなかなか
下がらないのがユーロという通貨なんです。
ギリシャデフォルト懸念があった時でさえ、リーマン時の安値に及ばず。

ユーロってホント難しいです。

今後の戦略は豪ドル売りは継続、、、ってとこですが。
ドル円、ここから買っても行けるんだろうか。。

何といっても今週末は雇用統計、これをにらみながらでしょうか。

人気ブログランキングへ

【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】




※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社