2013年8月14日水曜日

今日も爆上げ、、、というわけにはいかないようです。

昨日13日火曜日の日経平均とドル/円相場は大きく上昇、
日経平均は347.57円高の13867.00円
ドル/円は98.33円まで上がりました。

昨日の上昇は火曜の早朝2時くらいに日経電子版に
安倍首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう関係府省に
指示したことが報じられたことが、何故かNY時間にはあまり動かず、
朝になって東京時間から大きく反応したってことのようです。

それまでが8月アノマリーとGDPの数字の悪化で弱気一色だった地合い
でしたので、好材料にはしゃいだって印象でしたが、
一時95円台にまで沈んでいたドル/円相場も98円までとは
なかなかの反発力。日経平均主導で、ドル/円がなかなかついていかない
印象はありましたが、夕方になって一段高となりましたね。

そして今日は、、、続伸ムードから始まったものの
もう一段高、99~100円、日経平均14000円超えを目指すには
なにかもう一つ材料が欲しいといったところでしょうか。

7月米小売売上高は前月比0.2%増、予想が0.3%増を下回ったものの
前月分が上方修正されていてため、ややドル買いに。
ドル/円も上昇なら、ユーロ/ドル相場も下落と、少しドル高傾向と
なってきていますね。

米国債市場では小売売上高が4カ月連続で増加していることが材料視された
との指摘がありQE縮小は9月から始まるとの見方が一段と広がったということで
長期金利が上昇、これでドル高になっているわけね。

エコノミスト調査では、QE3縮小開始は年内との見方が90%以上。
9月の会合で決定するとの見方が65.2%、
12月会合が26.1%、
10月会合が8.7%予想。
来年半ばまでに資産購入が終わるとの回答は81.3%だそうです。

次の焦点は8月の雇用統計、9月の最初の金曜には
より明確なコンセンサスが形成されることとなります。

でも、それまではまだバイアスかけないで置いた方がいいと思うのよね。

要人発言もバラバラ。
昨晩は

ロックハート米アトランタ連銀総裁が
「9月の資産買い入れ縮小の可能性を排除しない」と発言

アトランタ連銀総裁が「9月のFOMCで量的緩和縮小計画の策定は時期尚早」と発言

うまいこと市場の思惑が偏って株が暴落することを回避している印象。
株を高値水準に留まらせることに成功していますね。
FRB関係者にいろいろ発言させることで、ガス抜きと浸透をうまくコントロール
しているんだと思います。
まだ、どちらともいえないのだ。という印象を植え付けている感じね。

だから、株価が大きく崩れる!というバイアスをかけてダウショートしているのにも
ちょっと疲れてきてしまったので、ダウショートは昨日火曜朝に撤退。
(一応ちょこっと利食いでした)

ドル/円ショートも同じく昨日朝に仕切りました。
97円台回復で一旦止め~

そして日経平均を13700円台でロングして13900円台で決済のデイトレ。

しばらくはトレンドレスで上がったり下がったりだろうから、
ポジション軽くしてデイトレスタンスに切り替えます。
上がったら売り。下がったら買い。ですね。

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