GDPショック、、、とまでは行きませんでしたが、日経平均は続落。
95.76円安の13519.43円。GDP受けて一時180円安まで下落したのが、+40円まで回復して
再度下落で95円安、結構ボラはありますね。
4-6月期の日本のGDP速報値が8:50発表されました。
数字は結構衝撃だと思うけれどなぁ。
実質で前期比0.6%増、年率換算では2.6%増
名目では前期比0.7%増、年率では2.9%増
3四半期連続プラスも、実質GDP予想コンセンサスが
3・6%だったことを考えると予想に1%も満たないという衝撃。
ただし、名目成長率が実質を下回る「名実逆転」が解消。
この点は評価されているようです。
(逆転解消は2012年7~9月期以来3四半期ぶり)
※実質GDPには物価が反映されています。
単純なGDP指標集計したものが名目GDP
そこから物価変動を加味して計算しなおしたものが実質GDP
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97B00Q20130812?rpc=188
専門家の見方もぽつぽつ出てきていますが、
また、9月9日の改定値が出てくるまで何とも言えないけれど、
消費税増税に自信、という数字ではなかったってことが
株式市場にネガティブに働いた、ってことじゃないのかしら?
安倍首相は「さらなる成長戦略の実行など、景気・経済に力を入れたい」と、
甘利明経済再生担当相は「消費増税の判断材料のひとつとしてはいい数字が出ている」と、
浜田内閣官房参与は、「予定通りの消費増税は日本の景気に悪影響を与える
可能性がある」との認識を示した、ってことで買い戻される局面もあったのですが、
消費税増税が延期されるって見方から買い戻されたって解説には個人的には
違和感を感じていたりします。
延期との思惑は、日本株売りだと思うけれどなぁ。
買われる局面があったのは単純に180円安まで落ちたから
リバウンドだったんだと思うけれど。。。。
いずれにしても、これでは積極的にリスクを取る環境が出来たとはいえません。
消費税反対派のはまだ教授は「4%の成長が必要」と主張しているようですし。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97B05920130812
にしても、今回のGDPがダメだったってだけで導入見送りを決断はできないと
思っています。もし、そんなことになれば財政再建に消極的とのレッテルが。
日本国債の格下げにもつながりかねません、外国人勢が凄い勢いで売ってくる
だろうと思われ日本株は大きな下落となると思われます。
だから、導入することはするんだろうけれど、この成長スピードの状態で
導入すれば景気の腰折れが心配、ということで、それはそれで最終的には
売り要因となる予感。
どちらにしても、GDPが思ったより良くなかった、って事実は
今後の日本株の上昇には暗雲。
ということで、まだショートしていていいかな~とも思いましたが、
なぜかドル/円が意外に底堅く反発してきましたねぇ。
思うようには動いてくれませんな。
ダウも崩れそうで崩れないのよね(笑)
ドル/円、ダウショートは継続中。
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