今日3日火曜も日本株は強かった。
405円高の13978円と14000円目前まで上昇、
昨日2日月曜が184円高でしたので2日間で589円の上げ幅。
日経平均先物ではシンガポールで14000円タッチしているわ。
特にこれといった力強い買い材料があるってわけじゃないのよね。
9月に入ってGPIF、年金資金流入期待があるとか、
オリンピックが日本で決まりそうだなどという期待とか、
シリア軍事介入がひとまず9月中旬に先送りになっているとか、
そんな程度です。でも上がる時には上がる。ただし非常に脆弱です。
だから、夕方
「ロシア国防省筋、2つの弾道物が地中海東部へ発射されたことを感知」
という報道きっかけに崩れだしました。
ただ、ロシア大統領報道官はミサイル発射に関してコメントを控えたほか、
フランス軍やイスラエル軍の報道官は「ミサイル発射を認識していない」とコメント
するなど情報が錯綜、真偽のほどが確認できない中、で
日経平均は1385円近辺まで下落。
NY時間に入ってISM8月の製造業景気指数は55.7と市場予想平均の54.0を上回る
驚異的に強い数字が発表されて、若干戻す基調に入ったかにも見えたのですが、
買いは続かず日が変わる頃になって再下落。
米株もじりじり下げています。逆に金がじりじり買われており、
「リスク回避」的な様相が強まっている夜。
米国のレイバーデ‐明けのマーケットは下落からのスタートです…。
今夜米株が下げているのはISMの数字が良くて
「テーパリングが9月にも?」という思惑がひろがっているから?
ともとらえられなくはないのですが、
だとするならば金も下げるはず。
金が上がって、株が下がって、米国金利は上昇気味、、、債券が売られている?!
債務上限問題ってのも近づいているしなぁ。
やはり、リスクテイク全開で買える地合いではないのよね。
米国のISMの数字がいいとか、今日は中国の製造業活動を示すPMI指数8月分が、
1年4カ月ぶりの高水準に上昇するなど強い数字が出たりとか、
このところの経済指標は悪くないのですが、、、
腰を据えて買う気にはなれません。
(中国PMIは新規受注が急増、海外需要も回復。
2四半期連続で鈍化していたのですが急激に力強さを増してる…^^;)
今日の動きを見て、特に夕方のミサイル発射に動揺したマーケットを見て
日経平均ロング、ドル/円ロング、豪ドル/円ロングは全て手仕舞い。
(全て利食いですよ~)
日経平均だけ途転ショートにしています。コスト13893円。
金を軽めにロング。1406ドル。
今月はあまりにもイベントが多いので短期張りです。
デイトレ~数日のスイングかな。
戻りそうならコストでやめます~
今週末の雇用統計、オリンピック開催地決定、週明けのGDP改定値、
米国FOMCテーパリング論議、FRB議長後任人事に債務上限問題、
シリア情勢・・・・。一筋縄ではいかないでしょ。だから利食い千人力なの。
気になるニュースを幾つか。
米調査会社のEPFRグローバルによると、
直近データが入手できる8月21日までの1週間に
「先進国株ファンドから今年最大となる111億ドルの資金が流出した」
特に米国からの流出が顕著で、ETFの解約が膨らんでいるとか。
先進国株ファンドは米国景気に対する楽観的な見方を背景に
7月中旬に今年最大の資金流入を記録していたのですが資金が逆流中のようです。
気になるわよねー
それと、こんな面白いネタも。
太陽嵐が、金融マーケットをリセットする日
アメリカは1999年から「Xデー」に向け、準備済み
http://toyokeizai.net/articles/-/18363
常に警戒を怠らず~の9月でしょうか。
そうそう、今日はRBAオーストラリア準備銀行が政策金利の据え置きを発表。
声明では
「豪ドルは4月初旬から15%程度下がったが、引き続き高い水準にある」
「為替レートは時間とともに一段と下落する可能性」
「現在の金融政策は引き続き適切」
などの見解を示しましたが、
次回以降の利下げについての言及がなかったため豪ドルの買い戻しが。
しかし7月豪小売売上高は前月比0.1%上昇となり、
市場予想平均の0.4%上昇を下回り売りが強まるという神経質な展開。
それでも下落圧力よりは買戻しの圧力が強まっているようで、
豪ドルは目先底入れしたようなムードですね。
短期的には押し目買いでいいのかも。。。金も強いしね。
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