2013年10月29日火曜日

ひょーやっぱり水星逆行期。逆張りでOKだったわけね。

先週金曜に大幅下落となった日本株。ドル/円も200SMAを割り込む場面もあって
非常に嫌なムードだったのですが、なんとか粘り返しました。

今日の日経平均は+307円高。
金曜下げた分の全戻しとはいかずとも、凄い上げです。
ボラは高いですね。トレンドはないけれど。

先週末のNYダウが61ドル高で9月18日に付けた史上最高値にあと
100ドル余りと迫っていることが、好感されたか。
先週騒がれた中国の金融引き締め観測も今日は全く材料視されず。

※ただ、中国はちょっと気になる動きも。
天安門前に車突入し炎上5人死亡 邦人もけが、中国政府に抗議か
http://www.chibanippo.co.jp/c/newspack/20131028/163324

ほとんどのメディアが事実のみを報道していて、一体何があったのか
正確にはわからないのですが、ちばとぴさんは「中国政府に抗議か」と
書いていますね。一部報道では、このニュースを派手に報道しないように
中国政府から報道規制がかけられたという話もあります。
天安門ですからね・・・。最近こういう事例が増えているのだとか。
理財商品を買わされてお金が戻ってこないというシャドーバンキング問題とか、
貧富の格差とか、問題をいろいろ抱えている中国。
民衆が暴動をおこせば、チャイナリスクを無視はできません。
今すぐにどうということではないと思いますが、ちょっと気になる…。

さて果たしてこのまま日本株は再度
14800円(3度頭をたたかれて抜けられないレンジ上限)を目指すのか?
ドル/円相場は再び99円台を目指すことができるのか?!

今週は明日29-30日FOMCがあります。
米国の9月の雇用統計が低調だったことや、
11月8日に発表される米国10月の雇用統計が政府機関の一部閉鎖(10月1-16日)に
より低調な数字が懸念されていることで、テーパリングはないとの見通しが大勢。

これは私もそう思うわ。

今夜発表されて9月米住宅販売保留指数は前月比▲5.6%低下と悪い結果が出ています。
市場予想平均は前月比▲0.2%でした。。。

でもドル/円相場は大きな反応はなくじりじり円安方向に戻っています。
先週までの下落の買戻しでしょうか、テーパリングの先送り観測の中では
あまりドル高になる要因がみあたらないのですが。
ユーロドルも今夜は弱含んでいます。

GOLDが今夜上昇しているのは住宅販売保留が出てから。
GOLD市場ではショートカバ―が続いているのか、
テーパリングなしを織り込み始めているのか、戻り歩調が続いています。
ココが先行している動きだと見るなら、米株高、ドル安、円高、日本株冴えない、
こんな値動きとなりそうですが。。。日本株市場は業績相場が本格化しますね。
今日引け後に出たコマツの決算が酷かったのが気がかり。

やはり水星の逆行中ということと、トレンドが出来るにはまだ日柄が必要だと
思われることから、まだレンジ相場が続くとみて上がったら売る戦略がよさそう。

今日ドル/円、日本株は月曜上昇したので、もう少し上げるかもね。
その高値を今度は売ると。そんなイメージです。

本格的にあげるのは一度大きく下げてからじゃないかしら。。。とも。
長期的には日本株、ドル/円は買い相場ですが、なんだか今じゃない気がしますよね。

※こんないいニュースもあるんですが、それにしても今じゃない。

KKR国共済年金、株式運用引き上げへ 来月にも決定=関係筋
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPT9N0I002020131028

金額はそれほど大きくはないですが、
ようやく霞ヶ関の官僚がアベノミクスに乗ります!?
というインパクトはあるでしょう。
しかし内部手続きが11月に完了する、ですって。

◆それから先週土曜の日経新聞夕刊の記事が気になる!と言う話

~ニューヨーク証券取引所が発表する「証拠金債務(マージン・デット)」
投資家が株を買うために金融機関から借りているお金の残高だ。
9月は過去最高の4012億ドル(約39兆円)。
リーマン・ショック後の2009年2月に比べると実に2.3倍になった。

これは日本でいう信用取引の仕組み。
手元資金ではなく借りたお金で株を買うので、運用というより投機の色彩が強い。

前回と前々回の残高ピークは07年7月と00年3月で、
それぞれ直後にサブプライム危機とドットコム・バブル崩壊が起きた。
投機の積み上がりは相場反転時のリスクをため込むのと同義。

(日経新聞から一部抜粋)

さらに米個人投資家協会の週間調査で今後6カ月の相場に強気と答えた
個人投資家は24日時点で49.2%まで上昇していることや、
「破滅博士」と呼ばれ超悲観論で知られたエコノミストの
ノリエル・ルービニ氏が株式の強気論者に転向したことも話題ですって。

総強気は・・・?!

一度大きく下げてくれた方が、買いやすいわよね。
(と売りのチャンスを狙ってみる。)

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